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花菖蒲
明治神宮
2013年 5月 5日(日)No.95号
『 男 の 美 学 』
2013年5月5日(日)プロ野球読売巨人軍の元監督・長嶋茂雄氏と米大リーグ・ヤンキースでも活躍した松井秀喜氏への国民栄誉賞表彰式が東京ドームで行なわれました。長嶋氏は1974年10月14日に体力の限界を感じ以前の様な、華麗な守備、豪快な打撃が出来なくなったとの事で引退した。松井氏は昨年12月27日に引退を決意したが、同じ様な事を言っていた。5月4日にNHK・BSのロングインタビューで、巨人軍退団時、ケガで出場が出来なかった時、そして昨年レイズ退団後メジャーのどこからもオファーが来なかった時の苦悩を語っていた。
日本に戻る事も含め、プレーが出来なくなるまで選手として在籍する事が出来るかもしれない。しかし全盛時のプレーが出来なくなった状態を、大切なファンに見せたくない。ファンの皆さんには最高のプレーをしているイメージを残しておきたいとの強い思いがあった。
ファンはホームランをたくさん打ってもチームが勝たなければ喜ばない、松井選手は個人記録よりもチームが勝つ事を最優先にしている。その為にはその時点でベストの人がチームに参加するべきで、個人記録の為に残ってもファンは喜ばないとの結論であった。

ダブルディライト
新宿御苑バラ園
私がまだサラリーマンの現役であった頃、私を引っ張り上げ、可愛がってくれた上司が定年で会社を去る時、これからのお付き合いは出来なくなると言って会社を去った。その上司とは仕事以外でも、週に1回は麻雀や飲み会を行なっていたが、最後の日から連絡をとらなくなった。年賀状も2年間は送ったが、その返事はなく完全に会社関係の人達とは縁を切ってしまった。噂では地元の方々と、社交ダンス・趣味の盆栽等で地域の方々とのコミュニケーションを活発に行なっている模様であった。
現役時代は多くの部下を従えて仕事をして来た人も自分が衰えて来た所を見せたくない、その気持ちは分る気がする。今までと環境を変え、同じ年代の人達と新たに仲間作りを始めた方が楽しいかもしれない。その様な事を考えると定年延長ではなく、早期定年退職をして、新しい人生をスタートした方がエンジョイする事が出来るかもしれない。
松井選手も今度は若い人の為に指導者として、又日米の両リーグで活躍したので、日本の野球界発展の為に努力するのも良いかもしれない。いつまでも過去の栄光にすがりつくのではなく、思い切って環境を変え年齢と共にベストな働き場所を選び、努力・そして貢献するのも“男の美学”かもしれない。
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