D22 おにやんま君 (2021. 6. 3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
「おにやんま君」の商標で市販されている、おにやんまの模型の虫除けグッズがあることをネットで見つけました。 「おにやんま」はスズメバチをはじめアブ、蚊までなんでも捕食する、かなり獰猛な昆虫で、大概の虫はその姿を見ると寄ってこないとのこと。 これを製造するメーカーは、山菜取りの人が虫除けのために、帽子の後ろに「おにやんま」の代りに、10p程度のトラロープをぶら下げているのをたまたま見かけて、商品化を思いついたとか。 ネットで検索するとたくさんヒットします。 釣具店とか通販で販売しているのですが、今では、渓流釣りの釣り人からキャンパーまでアウトドア派に口コミで評判が広がって、品薄状態の様です。 いままで屋外工房故の蚊の問題に悩まされ、いろいろな対策を取ってきた身にとって、電池も薬剤も使わないこんなエコな虫除けグッズは諸手を挙げて採用です。 ・・・・とはいっても、いやしくもDIYer、作るのは簡単そうだしもちろん自作です。 メーカーさん、御免なさい。 m(_ _)m トラロープで代用できるくらいですから細部にこだわる必要は全くなく、それらしく見えたら大丈夫なのですが、やはり作るからにはこだわりたいのがDIYerとしての矜持でしょうか(笑)。 材料はできるだけ手持ち品を使うようにします。
サイズは胴長100mm、羽長が140mmで、試行錯誤を経て最終的な作成手順は以下の様になりました。 @10mm丸棒の軸方向に、直径5mm×深さ約15mmの穴を開け竹箸を接着 Aサンドペーパーでそれらしく成形 羽接着部は平らに、目玉取付部には直径1.5mmの貫通孔を開ける B黄色に着色後、黒で縞模様に着色。 尻尾部分は黒ビニールテープ使用 C目玉のビーズをゴムテグスで胴体に接合して瞬間接着剤で固定(取付は2方式→写真) D透明耐水ラベルに羽を印刷し、それをプラスチックシートに貼り付けて切り抜く E羽を胴体に瞬間接着剤で貼り付ける Fー1 ストラップ用ヒートンを、ひとつは前後のバランスをとり胴体上面、 あるいは頭部にねじ込み Fー2 胸部下面に磁石埋め込み 同時に複数個作る方が効率的、結局9匹(プラスαで黄・黒の縞模様の丸棒)も作ってしまいました。 (-_-;) 屋外工房には5匹配置し、さながらおにやんまの巣窟です。 ついでに台所のコバエ対策に冷蔵庫扉に1匹留まらせて、生ごみの直上に丸棒をぶら下げました。 さて、肝心要(かんじんかなめ)の蚊に対する効果はどうなのでしょうか? なかなか検証が難しいのですが、人体実験として、それまでやっていた対策である電子蚊取と虫除けスプレーを使わず、短パンとTシャツで数日作業してみました。 因みに、作業帽とTシャツにも安全ピンで各1匹。 : : : なっ、なんと、3日間で蚊に刺されたのは1か所だけ、ホンマカイナ!! もしかしたら今年は蚊が極端に少ない? はたまた、歳を食っていつの間にか蚊に対する耐性ができ刺されても感じない?? 蚊に対する対策を全く行わない対照区を実施しないと、実験としては甚だ不十分なのですが、刺されないからまぁいいかぁ! 何といい加減な・・・・ 今後、公表しても恥ずかしくないより科学的なデータが得られたら、追記することにします。 |
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(2023.9.6 追記) おにやんま君の妹分にあたる「あかねちゃん」なる商品が本家からは新発売されたことを知りました。 赤とんぼ(アキアカネ)をモデルにしたもので、蚊、コバエ等の小昆虫にはおにやんま君より虫除け効果が大きいとのこと。 うーん、これは作らざるを得ません。 (^ ^;; サイズは全長80mm、羽長130mmで色は赤一色ですから、おにやんま君より手がかかりません。 本物は全長が40mm、羽長60mm前後ですから、約2倍の大きさですが、蚊やコバエにとっては誤差範囲でしょうか?
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