J58 <測定・けがき> 自由スコヤ (2017.10.3) | ||
自由スコヤ(あるいは自在スコヤ)とは、角度のコピー用具、と言っても分かりにくいですが、既存の材料等の角度を計り、他の材に移したりするために使います。 いろいろなレベルの製品が販売されており、デジタルで角度が表示されるものもあります。 現在持っている角度計測具は、市販のプロトラクター(写真のステンレス製分度器)と以前作成したアナログ角度計があり、これらでほとんど用は足りるのですが、稀にどうしても使えないケースがあります。 使用頻度と求められる精度を考えると市販品を購入するまでもないので、暇つぶしに作ってみました。 手元にあった5×10mmのアクリル平板と13×15mmのケヤキ角棒を使いました。 角棒にトリマーの5mmビットで9mm深さの溝を掘り、アクリル板をM3ボルトと板ナットで留めましたが、角棒のボルト周りには強度補強を目的に瞬間接着剤を浸み込ませました。 これで角度計測器3種の揃い踏み。 椅子の背の傾きを計り取っている例です。 ・・・・・・と、全て書いたところで思い出しました。 スマホのアプリにも”角度傾斜計”があるんですよね。いまだガラケーなのですっかり忘れてましたが、スマホを持ってたらそれで充分かも・・・・ |
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