American Life!
シアトルより発信するアメリカでの生活
あなたの心をちょっとだけ温かくするシアトル便りを心掛けてます。
シアトルダウンタウン クイーンアン ケリーパークより
 Sunday, 31 July,2005   イエローストーン国立公園(第3日目)、そしてまた...
最終日です。帰りの飛行機は、19:15発です。まずは、マンモス・ホット・スプリングスにあるテラスマウンテンへ。ここは、温泉に含まれる石灰成分が蓄積して造る石灰棚があります。トルコのパムッカレの小さい版といったところでしょうか?と、いっても全て見て回るのに1時間以上はかかります。見事に棚状になっていて、深いところは水色に見えます。日々違う形を作り出しています。そして、車でまわれる同様のアッパーテラスへ。ここは、温泉が下火でした。次に向かったのが、東側へ約30マイルのタワー・ルーズベルト。ここはタワー滝がメインです。滝つぼまでのトレイルがありますが、土砂崩れで行けませんでした。そして、次は、南に。キャニオン方面に行ける道ですが、現在工事中で途中から通行止めです。とりあえず通行止めのところまでいって見ましたが、展望台があった程度です。引き返してルーズベルトロッジで昼食。そしてアッパーループを反時計回りに引き返します。途中、木の化石を見たり、コヨーテ、ブラックベア、ムースを見かけました。そして西出口への道との交差点のノリス・ガイザー・ベイスンに到着すると16:00です。広いところですが、時間が無いので、30分で切り上げて帰途につきました。思えばここで私にドライバーを交代しておけば良かったのですが...
北口から帰るということで、来た道を北上しました。マンモス…に着いたのが、17:00。そして北口のゲートを抜けたのが、17:15ぐらいかな。ここから1時間半で帰らなければなりません。源ちゃんの運転は、安全運転。私から見ると鈍臭い運転。通りに出るタイミング、スピード全て遅い。だんだんイライラしてきました。GO!GO!遅い!と急かしました。60マイル制限も60マイルでしか走りません。遵法意識が高いといえば聞こえは良いですが、時間が無いので、70マイルは出して欲しいです。80マイルぐらいがちょうど良いと急かしても60マイルでしか走りません。I−90には、18:00には着きたいと言いましたが、結局18:15。信号も黄色で停まってしまいます。ここから東へ約35マイルの出口を出て、約5分のところにレンタカー屋はあります。時速60マイルで走ると18:50で出口です。ガソリンを満タンにして、レンタカーを返して、空港に送ってもらって…と考えると間に合いません。なのに制限速度を気にして60マイル走行の源ちゃんに、「60マイルじゃ間に合わないからね。」「制限速度が…。」「プラス10マイルは、捕まらないから。」「でも…」「制限速度なんていってる場合じゃないから!」と、語気を強めました。やっと70マイルで走り出しました。結局、レンタカー屋についたのが、出発25分前。レンタカー屋を急かして、空港に行って、チェックインしたのが、出発15分前。荷物も預かってもらえました。渋滞してなくて良かったです。間に合ってよかったー。
あとで源ちゃんには謝りましたが、70マイルで走ることは滅多にないそうです。穏やかなのは良いところですが…ともあれ間に合ってよかったです。いつも、見積もり甘いなー。今度からは、絶対に帰りは自分が運転すると誓いました。そして今回もドタバタの旅行となってしまいました。ははは。
 Saturday, 30 July,2005   グランド・テイトン国立公園(イエローストーン第2日目)
2日目です。本日は公園南のグランド・テイトン国立公園に足を伸ばしました。公園の入園料が共通なので、料金所で料金は払いません。でも、料金所を通らないと国立公園お馴染みの素敵な地図がもらえないので、ビジターセンターで北から入ったと言って地図をもらいます。ここの見所は、何といってもテイトン山脈とジャクソン湖、そして野生動物。常に見事な連山が見えています。テイトンパークロードとジャクソンホール・ハイウェイでループになっているので1周するのが良いでしょう。我々もそうしました。まずは、テイトンパークロードから、湖沿いに走ります。ダムに寄ったり、シグナル・マウンテンの展望台まで行ったりしました。続いてジェニー湖の対岸までボートで行って、山の中のヒドゥン滝や標高7200フィート(2160m)にあるインスピレーションポイントまでトレイルをしたりして楽しみました。ちなみにトレイルは結構長いです。折り返し地点のムースの売店で”Have a good turn!”と、言われたのがなんとなくうれしいです。ここからは、ハイウェイで元来た道を戻ります。そして思ったよりも早く戻って来れます。その後は、イエローストーンに戻って、東に向かってキャニオンに行きました。途中、期待通り、バッファローに道を塞がれたりもしました。バッファローでいっぱいです。源ちゃんはただ逃げるのみ。その後は、ループ間を西に向かい、さらに北に向かうと公園の北口に近いマンモス・ホット・スプリングスに到着します。ここで今夜の宿を確保。明日は、周辺から見に行きたいと思ってます。
 Friday, 29 July,2005   イエローストーン国立公園(第1日目)
ボーズマン空港のあるベルグレードから車で約2時間、191号線を南に行くとアイダホ州のウエストイエローストーンに到着します。アメリカで最初に国立公園に認定されたイエローストーン国立公園の玄関ともいわれる西入り口です。今年の5月頃から行ける日を探していて、ついに来ることができました。ここは、何があるかというと日本でいう地獄谷です。あちこちに熱湯が噴出す間欠泉があります。そして大自然の中に野生動物が見られます。一番見たい動物は、バッファローことアメリカ・バイソン。そして同行の友人のジャパニーズ・バイソンこと源ちゃんとの1000万パワー対決!なんてね。ここを東に行くと公園のあるワイオミング州に突入します。公園は、南北に8の字型の2つのループになっており、北側をアッパーループ、南側をロアーループと呼びます。今日は、メインのロアーループを反時計回りに進みます。ループに入ってしばらく行くとオジロジカの群れに遭遇。近づくとレンジャーに叱られます。そして見えてきました。たくさんの蒸気が。ファウンテン・ペイント・ポットというところです。最初の間欠泉だったので写真撮りまくり。そしてミッドウェイ・ガイザー・ベイスン。園内最大の直径113mの温泉があります。温泉といっても中には入れません。そしてビスケット・ベイスン。写真のようにバクテリアなどで、温泉の周りが、黄、白、橙になっているのが印象的です。そして公園のハイライトのオールドフェイスフル・ガイザー。約100分周期、高さ30m以上に噴出する間欠泉(写真)です。びっくりしました。自然の噴出が定期的だなんて。ここで昼食。モンタナ・ステーキ・バーガーを堪能。その後は、イエローストーン・レイクの水中の間欠泉。そして、バッファーローの群れに遭遇し、源ちゃんの背中を押すと源ちゃん、敵前逃亡。最終的には公園東側のキャニオンまで行って本日終了。夕飯を食べてから湖沿いのホテルまで戻って宿泊。盛りだくさんの1日でした。
 Thursday, 28 July,2005   ボーズマン空港
本日夕方からまたまたお出かけです。20:00発のホライゾン・エアーに乗ってボーズマンというところに行きます。ワシントン州の東隣のアイダホ州の隣のモンタナ州にある街です。シアトルが始点のI−90沿いにある街です。でも、シアトルから車で行くと12時間かかるということで飛行機で行きます。飛行時間は、1時間40分。飛行機は、ボンバルディア社のQ400というプロペラ機で、低空で飛行するので、地上の景色を見ることができます。それでも、時速650kmで巡航するので目的地にもあっという間に到着します。
ボーズマン空港は、山小屋風のホテルをイメージさせる一部木製の建造物です。このまま泊めてほしいくらいです。
空港でレンタカー屋を電話で呼び出して、レンタルショップまで連れて行ってもらい、レンタカーをピックアップ。コンパクトカーの予約が、車がなくて、7人乗りのワゴンをコンパクトカー料金で貸して貰えました。広い広い。最後部座席は、使いません。その後は、予約してあったホテルに行ってひと休み。明日からの旅行が楽しみです。
 Sunday, 24 July,2005   NHRAドラッグレース
本日は、ケントにあるパシフィック・レースウェイで行われたNHRAのドラッグレースを観に行きました。ドラッグレースというのは、400mを2台で競って勝ったら次に進むトーナメント式のレースです。ゼロ4のことですね。全米で年間23回行われるこのレースの1回が毎年シアトル大会として22から24日の3日間行われます。本日が今シーズンの14戦目で、今年で18回目となります。いろいろな部門があって部門別の車で競うのですが、何といっても注目は、TOP FUELという写真のタイプの車のレースです。400mを4.5秒で、最大スピードが時速330マイルというとんでもないスピードと骨に響くような爆音で駆け抜けて行きます。会場には、たくさんの観客と出店が来ていました。試合前には、ピットでの様子を見て周ることもできます。TOP FUELの注目は、昨シーズンのチャンピオンで今シーズンもランキング1位のUSアーミーのトニー・シューマッハ、現在3位で元チャンピオンのミラー・ライトのラリー・ディクソンあたりでしょうか?個人的には、お土産売り場で買ったミニカーがバドワイザーのブランドン・バーンスタインだったので、彼を応援することにしました。前日までの予選で16人にしぼって今日が最後のトーナメントです。準々決勝で、バーンスタインとディクソンのビール対決があり、バドワイザーに軍配が上がり、バーンスタインは、勢いに乗って決勝まで勝ち進みました。決勝の相手は、もちろんシューマッハです。そして結果は、4.527秒、最大時速329.99マイルでバーンスタインが優勝しました。応援していただけにうれしいですね。やっぱり打ち上げは、バドワイザーなんですかね?
2日前までレースのことは、何も知らなかったのですが、やっぱりレースを実際に見てみると面白いですね。
今日は、なかなか天気が良くて暑い一日でした。良く日焼けしました。
 Saturday, 23 July,2005   チッテンデン水門のフィッシュラダー
以前チッテンデン水門について書きましたが、今日は、水門の反対側の岸にあるフィッシュラダーについて。
ダムによって、海側と湖側の水位が異なる為に、サケやマスの溯上ルートを確保するのに設けられたのがフィッシュラダーです。全部で21の段差があります。そして18段目から19段目までが、ちょっと距離があって、10mぐらいあるのでしょうか?その間が、写真のようなディスプレイが5ヶ所並び、周囲には展示物などもいろいろある水族館になっています。ここで見られるのは、主に4種類の魚です。チーヌーク(キングサーモン)、コーホー(銀鮭)、サッカイ(紅鮭)、スチールヘッド(虹鱒)です。スチールヘッドは3、4月をピークに溯上しますが、他の3種類は、6月から11月に掛けて溯上します。特に、7月はサッカイ、8月はチーヌーク、9月はコーホーの溯上のピークになります。と、いうことで現在は、サッカイの溯上ピークです。ディスプレイでもたくさんの溯上姿が見られます。ラダーの入り口あたりには、たくさんのサケの群れが泳いでいるのが岸から見下ろすことができます。そして時々飛び跳ねているのも見られます。ラダーを上から見ていると元気なサケが、勢い良く段差を飛び越えていくのを見られる時もあり、その生命力に大感激します。おいしそう...じゃなくて、素晴らしいですね。ここは、私のお気に入りの場所です。
 Monday, 18 July,2005   モントリオール3日目
本日も遅めの起床で9時過ぎです。朝粥が用意してもらえていましたが、花嫁の家に泊まった友人と朝食の約束をしていたので、渋々友人に会いに行きました。ダウンタウンのサント・カトリーヌ通り沿いで朝食。そのあと、友人の友達と2人でモントリオールの旧市街に向かいました。まずは、ノートルダム大聖堂。そしてダルムス広場。ノートルダム通り沿いに歩いて、裁判所、モントリオール市庁舎を見ながら、ジャックカルティエ広場のスロープを旧港に向かって下って行きました。そしてボンスクール・マーケット、旧港の埠頭を歩いてまわりました。埠頭からの旧市街の眺めがこの写真です。小腹が空いたので、フレンチフライとメープルシロップアイスを食べるとそろそろ帰る時間ということで、車に戻りました。中華街を通って友人の家に帰り、その後友人夫妻と合流して空港まで送ってもらい、17:50発の便でバンクーバーに戻ると20:30。そこから車でシアトルまで帰って来ると23:30。今回は、フライトにも間に合ったし、国境も空いていたので、24:00前に帰ってこれてよかったです。(笑)
 Sunday, 17 July,2005   モントリオール2日目
昨日の夜遅かったので、今朝は、10:30から朝ごはんです。またもや朝粥。うれしいですねぇ。弱った胃腸に優しいし。話が変わりますが、モントリオールは、カナダの東側に位置していて、冬は極寒の地ですが、夏は意外にもむし暑いです。日本の夏を少し思い出してしまいます。と、いうことで食後はのんびり。そしてすぐに外に昼食を食べに行って、その後は、モントリオールのダウンタウンに出かけました。ドルチェスター広場近くに車を停め、メインストリートのサント・カトリーヌ通りを散歩。フランス語圏2番目の大都市だけに大勢の人と近代ビルやショッピングモールが建ち並んでいます。街の標識も街中の会話も、ほとんどがフランス語です。極寒の地だけあって地下街が発達していて、ほとんどのビルが地下で接続されています。夕食後には、モントリオール最高地点263mにある聖ジョゼフ礼拝堂(写真)、モン・ロワイヤル公園のシャレー・ド・ラ・モンテーニュの展望台(マウスを写真の上に)、北側の展望台と夜景を見てまわりました。やっぱり夜景は良いですねぇ。その後は街の東にあるセントローレンス川にあるノートルダム島のカジノで軽く遊んで帰りました。
 Saturday, 16 July,2005   カナダの結婚式?(モントリオール1日目)
予定より早く7:05に飛行機がモントリオールに到着です。バンクーバーより3時間早いので、4時間30分のフライトでした。空港には、友人である花婿のお兄さんが迎えに来てくれました。友人の家は、空港から20分ぐらいの中型航空機メーカーのボンバルディアの工場の近くにあります。到着して、中国人らしく朝粥をもてなしてもらえて感激。食後一服すると9:00です。
結婚の儀式の始まりです。リムジンで、花婿が4人の男性の付き人と一緒に、親戚が車数台で中国系のお土産やら食べ物を持って、花嫁の家に行きます。花嫁の家の入り口には、その両親が待っています。父親と花婿のやり取りの末、家に入る許可をもらいます。家に入るとさらに花嫁とやり取りがあって、しばらくすると花嫁を連れて出てきます。花嫁は、4人の女性のお付がいます。そして、花婿、花嫁と、お付8人がリムジンに乗って花婿の家に戻ります。ちなみにこの形式は、花嫁がラオス出身なのでラオスの流儀なのだそうです。家に戻ると中国式の神棚のようなところで報告があります。その後親戚、知人が、2人に赤い封筒に入れたお祝い金を渡します。そしてみんなで紅白の白玉のようなものを食べてお祝いをします。このあたりは中国式なのでしょう。まあ、日本も似たようなことをしますよね?
さて、その後、11:00に花婿が、オリンピック公園の植物園のイベント場で花嫁を待ちます。12:00にお付の男女8人が4組のペアで会場に現れた後に花嫁が現れ、父親と一緒に花婿のところまで歩いていきます。ここからは、キリスト教の儀式でしょうか。神父さんの前で書類にサイン、誓いの言葉、指輪交換、キス。その後は、みんなでガーデンパーティ。そしてパーティーは3:00に終了。2人は写真撮影。私は、後片付けと家に戻ってシャワーと仮眠。5:00に披露宴会場に行って、準備。
7:00に披露宴開始。会場の真ん中に広いスペースをとってその脇にテーブルが並んでいるのが不思議でした。料理は中国料理。出るわ出るわ。次々に料理が出てきます。披露宴は司会者の下に進行されていきます。民族的な音楽が流れ出すと花嫁と親戚一同が真ん中のスペースに行って突然両手の平を表にしたり裏にしたりして輪になって踊りだしました。どうやらラオスの民族舞踊なのでしょう。真ん中のスペースは踊る為にあったのです。写真は花嫁と親戚のその踊りです。その後も音楽が流れて誰かが歌いだすとみんなが真ん中で踊りだします。数曲終わるとまた民族音楽と民族舞踊。その間どんどん中華料理が運ばれます。みんなで皿やコップを叩きだすとそれは、キスをしろの合図。キスをするまで鳴り止みません。そんなことの繰り返しでした。途中でケーキ入刀もありましたが、やっぱり踊りがメイン。ラオスの人たちは踊りが大好きなようです。結局終わったのは12:00過ぎ。こんなに遅くまでやってるのはここだけだと思いきや同じ会場の白人系の他の数組も、みんなまだ踊っています。私はそこで帰りましたが、その後もラオスの人たちの踊りは、2:00まで続いたそうです。こんなに遅くまで披露宴が続くのと大量の中華料理、カナダ人の踊り好きとラオスの民族舞踊に圧倒された一日でした。私も2時過ぎに寝ました。
 Friday, 15 July,2005   またまたカナダ。そして、またもや?
アメリカン・ライフなのにまたカナダです。
まあ、いいか。北米だし...
本日から4日間またもやカナダに行きます。旅行ではなくて友人の結婚式に出席する為です。5年前に駐在の際に親しくなって、今回も偶然にも同じ職場になった中国系カナダ人の友人の故郷、モントリオールでの結婚式です。と、いうことで23:30バンクーバー発のAirCanada182便に乗るべく19時過ぎに家を出発。国境に21時過ぎに到着。ここで面白い標識発見。アメリカのマイル表示からカナダのキロ表示に変わるお知らせの標識です。ユーモアがありますね。
さて、21時過ぎに国境ということで、バンクーバー空港には、22時には到着かな?と、思っていましたが、思わぬ落とし穴がありました。国境が大渋滞です。確かに金曜日の夜なので通過する人は多いのですが、あまりにも混んでます。イギリスのテロの影響かなぁ?と、思ったりもしましたが、国境施設の工事でゲートの数が少なくなっているのが原因のようです。自分の中で22時を切り白にアメリカ的強行クレーム作戦を実行しようと誓いながらも順番を待ちました。ゲートの直前に、21:50に到着。あと7、8台のところで、列が2つに分かれて、別々のゲートを通ることになっています。なんとなく右側を選択。すると、後ろにいた車がどんどん左側に行ってどんどん通過していきます。右側は、全然動きません。既に22:00を過ぎました。あとちょっとなのに...
イライラしだして、助手席を拳で叩いて気分を紛らわして待ちました。そして、やっと自分の番が来ました。既に隣は、20台は通っていました。係りの人はどんな奴かと見ると意地の悪そうな兄ちゃんです。どおりで...
「どこに住んでるの?」「シアトル。」
「何日カナダに行くの?」「4日間。」
「どこに行くの?」「空港に行って飛行機でモントリオールに。」
「何しに?」「友達に会いに。」
「何で?」「結婚式だから。」
「よし。」「オッケー?」と聞くと、こくりとうなずいて無愛想な対応だけどすんなり通してもらえました。なんだったんだよ。あの時間のかかり方は...まあ、あの言い方じゃわからないでもないですが。
それよりも22:10です。またもや空港まで爆走です。幸いその後は全てすんなりと行って、22:35に空港到着。22:45にチェック・イン。そして直ぐに搭乗。間に合いました。めでたし、めでたし。5時間後には、モントリオールです。今夜は機内泊です。
それにしても国境には、...です。
 Thursday, 14 July,2005   マリナーズv.s.オリオールズ
本日は、オールスター後の後半戦初日です。対戦相手は、ボルティモア・オリオールズです。オールスターでMVPを取ったミゲール・テハダやシカゴ・カブスにいたときに熾烈なホームラン王争いをしたサミー・ソーサが注目の選手です。今日は、そういった注目の選手が多いからか、後半戦初日だからか、平日にしては、観客数も36,316人とまずまず。私は、ライトスタンドのイチロー選手の真後ろに座っていました。イチロー選手近い近い。こっちを向いて目が合うとつい知り合いと勘違いして手を振ってしまった。友達でもないのに...
上記2人の選手が活躍すると思っていましたが、今日の注目をさらったのは、ラファエル・パルメイロ選手でした。この選手は、通算2998本ヒットを打っていて、もうちょっとで3000本の記録だったのですが、2999本まで打ち、今日中に決めるかと思いましたが、打たせてもらえませんでした。会場が大ブーイングでした。でも、このシリーズ中に決めるでしょう。
イチロー選手はノーヒットで3-5でマリナーズが負けました。幸先の悪い出だしです。
 Tuesday, 12 July,2005   komo
シアトルのスペースニードルに行った人は、その向かいにある建物にガラスいっぱいにイチロー選手の写真があるのを見たことがあるでしょう。ここは、地元のテレビ局&ラジオ局”komo”のビルです。テレビでは、4チャンネルとなり、komo4 newsと呼ばれています。ラジオでは、FM1000となり、komo1000 newsとなります。何故イチロー選手の姿が描かれているかというと、komo1000 newsは、マリナーズの全ての試合のラジオ中継をしているからです。ここもシアトル観光の写真撮影スポットとなっているのでしょうね。
ちなみにテレビ中継は、主に30チャンネルのFSNそして、一部が11チャンネルのUPNです。
念のためにいっておくとFSNは、Fox Sports Networkの略です。フジ・サンケイ・ネットワークではありません。
 Sunday, 10 July,2005   amazon.com
最近は、日本にも進出しているamazon.com。皆さんもネット上で書籍やCD等々を購入したりしたことがあるでしょう。amazon.comは、オンラインショッピングの草分け的存在だと思いますが、電気製品も、おもちゃも、家庭用品までも自宅からパソコンで購入できてしまう優れものです。そんなamazon.comもまたシアトルに本社を構える企業であります。シアトルに本社があることを聞き伝えなどで知っているかもしれませんが、それではその本社ビルはどこにあるのでしょう?そう聞かれて答えられない人の方が多いかと思います。なぜなら本社ビルを外から見てもどこにも社名が書いてありません。敷地周辺にも書いてありません。私の知る限り、写真のように、ビルの正面入口の上にだけしか書いてありません。場所は、ダウンタウンの南東。インターナショナル・ディストリクトのリトル・サイゴンを南北に走る12th Ave. Sの橋を渡った通り沿いにあります。丘の上にあって、シアトルのダウンタウンを見渡すようにそびえ立っています。こんなに目立つ場所にあるのに、知っている人が少ないのは、実は、このビルが別の名前で呼ばれているからです。ビルの名前は、”Pacific Medical Center”。これじゃわからないですよね。実はみんな頻繁に見ているビルなんです。写真の上にマウスを持って行ってみてください。そう、このビルがamazon.comの本社ビルなんです。見覚えありますか?
 Saturday, 9 July,2005   ホエールウォッチング(サンファンアイランド)
待ちに待ったサンファンアイランド・ホエールウォッチングツアーをついに実行しました。天気予報は、くもりで降水確率20%でしたが、見事な青空でした。6:45出発で、I−5のExit230、20号を西に最後まで行くとアナコーテスのフェリー乗り場に8:20に到着。フェリー乗り場の駐車場(1日$10)に車を置いて、8:35発のサンファンアイランド・フライデーハーバー行きのフェリーに乗り込みます。9:40にフライデーハーバー到着。まずは、港に降りた左手のアイランド・ワイン・カンパニーでワインのテイスティング。店員のおばちゃんも親切で、すっかり良い気分になって、今度は、右手側にしばらく行ったホエール・ミュージアムで、予習。ここには、鯨やオルカ(シャチ)の映像、骨、脳、ひげ等が展示してあり、なかなか見ごたえがあります。頭を使った後は、お昼ご飯ということで、海辺のシーフード・レストラン”DOWNRIGGERS”で腹ごなし。ツアーのチェックインに行く途中で、焼き牡蠣1つ$1.50に惹かれて食べ歩き。そして、12:30にツアーのチェックイン。(税込み約$65)1:00に出発。目的のスポットは、隣のロペス島の東側。行く途中にアザラシ、鵜、白頭鷲、白頭鷲の巣等ボートを止めてガイドしてくれました。(そんなことより鯨とオルカを見せてくれ。)と内心は思ってましたが。多少の不安が頭をちらつかせながらもボートは、徐々に東に進んでいきます。そしてロペス島の東の小さな湾までくると他のツアーのボートが2隻停まっています。そして、我々のボートも停まってしばらくすると、ガイドが指差して、「11時の方向にグレーホエールがいる。」すると海面が盛り上がったと思ったらスプラッシュ!みんなの歓声。2、3度繰り返して、最後にテールを持ち上げて潜り込みました。船上は大歓声!!すると今度は、我々のボートの目の前に影が、そして、ボートの下を通って、左に抜けたところで、姿を現して、スプラッシュ!2度繰り返したところで、みんなの「テール!テール!」の声に応えるかのようにテールを持ち上げて潜り込みました。その瞬間がこの1枚。ツアー客は、みんな大興奮。その後は、少しはなれたところで2度ほど見かけて姿を消しました。そして、来た航路を戻って5:00過ぎにフライデーハーバーに帰着。オルカはさすがに見られなかったですが、鯨を間近で見ることができたのは感激しました。オルカに出会えるのは、次回ということに。その後は、フロント・ストリート・エールハウスで地ビールを堪能。ちょっと買い物をして、6:55発のフェリーに乗って8:00アナコーテス着。9:30に帰ってきました。盛り沢山の素晴らしいツアーでした。
 Monday, 4 July,2005   ジャスパー&大失敗
本日は、最終日。ジャスパーを観光して、カルガリー空港で、午後6時の便に乗らなければなりません。朝早めにチェックアウトして、始めに行ったのが、ウィスラーズ・マウンテン。2464mまでジャスパー・トラム・ウェイで一気に上ります。所要7分。そこからのジャスパーの街と川、湖、周りの山々の景色は、一見の価値ありです。山の散策路を歩くのもなかなか悪くないです。山の名前の由来になった、ウィスリング・マーモットに出会えるのを期待しましたが、会えませんでした。次に山を降りて向かったのが、ジャスパーの南東に位置するマリーン湖。途中で、オジロジカの群れにも出会いました。道を間違えてボベール湖に行きましたが、引き返して、しばらく行くとメディスン湖、さらに15キロほど行くとマリーン湖に着きます。最大幅22キロのこの湖は、90分間のボートクルーズで、途中にあるスピリット・アイランドの景色が有名だそうですが、時間が無くて断念。もう帰らなきゃ。お腹空いたといわれて、渋々そこで昼食。もう1時です。ここから、4時間後には、カルガリーの空港にいなければなりません。アイスフィールド・パークウェイを来た道通り戻っていくと、だんだんやばいことに気が付いてきました。このペースでは、間に合わない!のん気なドライバーをちょっとづつ急がせていきました。抜かせる車は、どんどん抜くようにちょっとづつ。それでもワンテンポ遅いドライバーに慎重に急かしていきました。そして、ついに飛行機の時間を聞かれて、「もう、かなり急がないとヤバイ。」と、白状しました。それでも、クロッシングでトイレ休憩とのん気なドライバー。さらに行くと「レイク・ルイーズは見てかないの?」「もう、そんな時間ないから...」この時、4時。時間感覚の無さに神経がピリピリし始めました。「もう予定より2時間遅れだから。」そしてバンフを通過。「お腹空きました。マックに寄りましょう。」に、プツリと来ました。「マックに寄る時間も無いから我慢して。」そろそろ気付けよ。「運転大丈夫?」これは、私の交代勧告でした。どうやら疲れたみたいで、ケンモアで高速を降りた信号待ちで交代。そこからは、大爆走。最低130キロ最大180キロで空港に。努力実って、6時20分前にカルガリーまで来ましたが、空港手前で渋滞。結局空港のカウンターに着いたのが6時ちょうど。当然飛行機には、乗れず、10時15分発の便に。自分の見積もりも甘かったので怒るにも怒れないし...4時間はビールを飲んで機嫌直し。バンクーバーに11時着。カナダ国境に12時着。独立記念の花火がちょっと見えました。そして帰ってきたのは、2時。楽しい旅でしたが、最後が残念だったのと2時に帰ってきたのはねぇ。結局次の日はヘロヘロになってしまうんだよなぁ。まあ、これも良い思い出、良い経験となるでしょう。
 Sunday, 3 July,2005   バンフ−レイク・ルイーズ−ジャスパー
バンフ−レイク・ルイーズ間は、ボウ・バレー・パークウェイ、レイク・ルイーズ−ジャスパー間をアイス・フィールド・パークウェイといいます。この2つの道路を車で走るのがカナディアン・ロッキーの醍醐味です。
今朝もちょっと遅く起きてホテルのバッフェで朝食。久々の味噌汁に感激して2杯も飲んでしまった。さて、バンフを出発して、ボウ・バレー・パークウェイを進むとしばらくして道路沿いに車が停まってます。何かと覗くとエルク(ヘラジカ)が3頭ほどいます。見事な角です。日本刀を2本掛けてみたい気持ちに駆られてしまった。しばらく行くと次に見えたのは、キャッスル山、お城のような岩山。そして、ストーム山。そしてレイク・ルイーズに到着。トイレ休憩後、ルイーズ湖の駐車場まで行くが、明日見ることにしてモレイン湖に向かった。この選択は、後悔することになりますが。モレイン湖は、水の色が鮮やかな水色です。とりあえずポーズをしたのがこの写真。ギャラリーも見てもらうとわかりますが見事な水色の湖です。後方には、テン・ピークスの山々。昔の$20札に描かれていたそうです。ここから、アイスフィールド・パークウェイを走りました。そしてクロウフット氷河、ボウ湖のナム・タイ・ジャ・ロッジで昼食。ペイト湖、ミスタヤ・キャニオン、すすり泣く壁、シーラス山、そして、クライマックスのコロンビア・アイスフィールドにて雪上車で、アイスフィールドまで行きました。やっぱり寒かったですが、その名のとおり大氷原でした。そして次には、マウンテン・ゴートの群れに遭遇。その後タングル滝、スタッフィールド氷河、途中で熊に遭遇。そしてサンワプタ滝、アサバスカ滝と寄ってジャスパーに到着。夜の9時でしたが、まだまだ明るかったです。ホテルの近くのカナダ料理のレストランでバッファローのプライム・リブを食べて本日も終了しました。
 Saturday, 2 July,2005   バンフ
朝遅めに起きて、カルガリーのホテルを出て、空港でレンタカーを借り、バンフに向けて出発。途中、ケンモアでひと休みしたりしながら約2時間でバンフ国立公園の入り口に到着。世界で3番目に、指定された国立公園です。料金を払って、ゲートを通り、しばらく行くとバンフの街に到着します。バンフは、カナディアンロッキー最大の街で、1883年に温泉を発見してから、温泉街として栄えた街です。
まずは、街全体を見ようということで、街外れのサルファーマウンテンのバンフ・ゴンドラで2285mの山頂に到着。ここからのバンフと周りの川、山、湖の眺めは素晴らしいです。(ギャラリーを見てください。)麓のフェアモント・バンフ・スプリングスホテルは、まるでドイツの古城です。山頂は、ちょっと雪が降ってました。次に昼食で地元のアルバータ牛を堪能。そして国立公園発祥の地、ケイブ&ベイスン国定史跡にて当初の温泉を見学。次にカスケードガーデンに行き、バンフの最も有名な写真撮影場所で撮ったのがこの写真。手前のガーデンの先に伸びているバンフアベニューとその両脇の様々なお店、通りの向こうに見えるのがマウント・カスケード、素晴らしい1枚です。その後、ボウ滝を見て、アッパー温泉で一風呂。温泉のあとは、スイス料理を堪能。何故かガラガラヘビの肉を食べたのですが、驚くほどおいしかったです。盛りだくさんでバンフの夜が過ぎていきました。
 Friday, 1 July,2005   バンクーバー空港
本日よりカナダに旅行です。月曜日がアメリカ独立記念日のため3連休なのです。目的地は、”カナディアン・ロッキー”
18:00集合で、車でバンクーバーの空港に向かいました。バンクーバー22:15発、カルガリー0:35着のエアカナダ(AC228)に乗るためです。シアトルからの便に乗らないのは、手ごろなカルガリー行きの直行便がないのと、航空券を安くあげる為。個人的には、夜発で次の日の朝から観光というスタイルが気に入ってます。20:00に、国境到着。21:00に、空港に到着しました。カナダの空港は、はじめて利用します。シアトルと違うところは、空港の駐車場が広いことです。空港が大きな島にあるために、空港施設が十分に確保できるのでしょう。シアトルのように空港近くの個人経営の駐車場ではなくて、空港の駐車場に駐車するのが一般的のようです。あとは、エアカナダの割合が圧倒的。表示が、英語とフランス語であること。
時間通り飛行機に乗って、1時間20分でカルガリーに到着。アルバータ州は、時差が1時間あります。そこから空港近くのホテルに電話して迎えに来てもらい、ホテルに到着。部屋に入ると時間は、1:30。結局寝たのは、2時過ぎ。明日からの観光が楽しみです。
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