虚血性心疾患
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狭心症にはいくつか種類がある。
@血管の内径が小さくなっている。ST↓
正常な冠動脈が、狭窄している。
A血管の内径は変化していない。ST↑
一部でレン縮が起きている。
治療としては、Ca拮抗薬である、ニフェジピンやアムロジピン(ジヒドロピリジン系)がよく効く。
発作発現様式からの分類
労作性狭心症 | 安静型狭心症 |
O2供給<O2消費 | O2供給低下 |
冠動脈狭窄 | 冠動脈レン縮(スパズム) |
★安静型のうち、ST上昇が見られるのは、異型狭心症という。
★安静型狭心症は朝方起きやすい
寝ている時は副交感神経が優位。起きる朝方は交感神経が優位になる。
血管は交感神経優位のため、朝方交感神経に切り替わる時血管が収縮する可能性がある為、朝方起こりやすい。
発作発生機序による分類
基質性狭心症 | 冠レン縮性狭心症 |
冠動脈硬化などの、基質的狭窄によるもの。 | 冠動脈のレン縮が関与するもの。 |
労作性に多い | 安静型に多い |
臨床経過からの分類
安定狭心症 | 不安定狭心症 |
労作型、安静型において発現 | 労作型、安静型いずれでも起こる |
症状が3週間以上安定している。 | 症状が安定しておらず、心筋梗塞に移行しやすい。 |
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