三原自然体験の会

151024
北広島町東八幡原 臥龍山(1223メートル) B級

芸北高原の自然館 〜 臥龍山林道終点(バス) 〜 臥龍山山頂 〜
掛頭山方向へ下る 〜 折り返し 臥龍山林道終点へ 〜 林道沿いに下山 〜 約1時間後バス乗車




2015年度 第6回の自然体験の会は、10月24日(土)に開催しました。

7時30分、三原市中央公民館を出発、途中小谷SA、戸河内道の駅に立ち寄り
「芸北高原の自然館」に10時15分ころ到着しました。
少し距離があって、バスの時間が必要です。

「芸北高原の自然館」は八幡湿原の中の施設です。
周辺を1時間足らずですが観察しました。
そんなに広くないエリアでしたが、植物は豊富でした。

(写真:芸北高原の自然館での観察)

本日の目的地臥龍山へバスで向います。
臥龍山頂上間近の駐車場まで林道があり、20分余りでした。
よく知られた「雪霊水」のある場所です。
 
(左:「雪霊水」 右:林道終点の駐車場、私たち以外の乗用車も数台有り)

頂上に向かって、植物観察しながら登山です。
頂上へは11時50分ころ到着しました。
ここで昼食です。
 
(写真 左:頂上の三角点 右:適当な石を見つけて昼食)
このところ晴天が続いていますが、今日もよい天気でした。
1223メートルの頂上で、カラッと乾いた空気、秋の日差しが心地よい昼食となりました。

昼食後、2月・3月の活動場所を話し合い決定しました。
行くのが楽しみな場所を決めることができました。

午後は頂上近くを回る行程で、観察しながら下山開始しました。
 
(写真 左:日差しを受けた樹木 右:落葉で敷き詰められた山道での観察)

臥龍山出発時刻の2時30分まで、林道を徒歩で下山しました。
 
(写真 林道を下りながら観察。舗装してあり歩きやすい)

臥龍山の活動は、絶好の季節に相応しい天気に恵まれ終了となりました。

帰りも来た時と逆のコースで、(楽しいちょっとした買い物の場所にも立ち寄って)
5時45分ころ三原市中央公民館に帰着しました。


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観察した植物

臥龍山の植生は「ブナの極性林
== 植物の状態は自然に任せていると遷移する。
その地域に最も適した最終的な状態を極性という。 ==
2015年10月24日のブナ
 
(左:ブナの黄葉 右:ブナの樹皮)
 
(左:ブナ林 右:落葉。葉が丸くなっていた)


この時季になると咲いている花は限られています。


観察植物
アオハダ アカソ アキチョウジ アシュウスギ アメリカセンダングサ イヌガンソク イワガラミ ウバユリ
ウメバチソウ ウリハダカエデ エゾノギシギシ オオズミ オオバコ オオマツヨイグサ オトコヨウゾメ
カラコギカエデ カンスゲ カンボク キバナアキギリ キンミズヒキ クヌギ クロタキカズラ クロモジ コアジサイ
コブシ コマユミ サワヒヨドリ サワフタギ タチシオデ ツルウメモドキ ツルリンドウ トチ トリカブト
ナガバノモミジイチゴ ナナカマド ナンキンハゼ ニワトコ ノコンギク ハイイヌガヤ ハウチワカエデ
ハスノハイチゴ ヒメジョオン ブナ ホナガイヌタデ マツムシソウ マムシグサ マユミ マルバフユイチゴ
ミヤマカタバミ ヤマアジサイ ヤマウド ヤマシグレ ヤマブドウ ヨメナ リョウメンシダ


写真

「花」と「実」に分けて載せました。

アキチョウジ 151024 臥龍山 オオマツヨイグサ 151024 八幡自然館
カワラナデシコ 151024 八幡自然館 キバナアキギリ 151024 臥龍山
サワヒヨドリ 151024 臥龍山 トリカブト 151024 八幡自然館
ノコンギク 151024 八幡自然館 ヒメジョオン 151024 八幡自然館
マツムシソウ 151024 八幡自然館 ヨメナ 151024 八幡自然館

オオウラジロノキ オオズミ 151024 臥龍山 オトコヨウゾメ 151024 臥龍山
カンボク 151024 八幡自然館 コブシ 151024 八幡自然館
コマユミ 151024 臥龍山 ツルウメモドキ 151024 八幡自然館
ツルリンドウ 151024 臥龍山 マユミ 151024 八幡自然館


臥龍山の地質

後期白亜紀(K2)の非アルカリ珪長質火山岩類

説明: 約1億年前〜6500万年前に噴火した
火山の岩石(デイサイト・流紋岩類)
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