三原自然体験の会

160227
福山市鞆町 仙酔島


2015年度 第9回の自然体験の会は、2月27日(土)に開催しました。

8時、三原市中央公民館を出発、鞆の浦の渡船場に9時20分ころ到着しました。
坂本竜馬由来の「平成いろは丸」と命名された船で仙酔島に渡ります。

(写真:「平成いろは丸」 鞆に入港しています。後方弁天島)

島では、植物観察が主ですが、多様な色彩の岩石も見ものです。
海岸沿いの道路に沿って進み、途中から山中に入り観察しました。
 
(左:道路が整備されています。 右:自然のままに山から砂の浜となっている)
 
 (左:砂浜を歩くのは特別な感触があります 右:多様な色をした岩石が現れています)
午前中は、いつもに比べて時間的に余裕がありました。
12時ころ、キャンプ場に戻り昼食でした。

(昼食:海側は海水浴場、山側はキャンプ場。テーブルと椅子も使えます)

午後は、鞆の浦に近い御膳山展望台へ行きました。

(写真:仙酔島の御膳山展望台から眼下の弁天島と鞆側の円福寺)

仙酔島での行程はこれで終わり、「平成いろは丸」で午後2時ころ、鞆町へ戻りました。


ちょうど「鞆町並みひな祭り」開催中で、1時間30分の自由行動となりました。
適宜グループになって、鞆の浦の観光をしました。

筆者の町歩きから、いくつかの写真をご覧ください。
 
(左:鞆の円福寺から弁天島方向 右:鞆の医王寺から、鞆湾と円福寺方向)
 
(町並みひな祭りから「茶屋蔵」のひな飾り)

(常夜灯。多くの観光客が訪れている)

今回は仙酔島での観察と鞆の町並みウオークをして、3時30分帰途につきました。
予定の17時ころ、中央公民館に到着しました。

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観察した植物
仙酔島は、ウバメガシの極相林だそうです。
雨が少なく岩石が地盤の環境では、ウバメガシが最も生き延びることができるそうです。

「平成いろは丸」を撮影。樹木はウバメガシ。

岩肌に生きているウバメガシ。

どこから撮影しても、ウバメガシが入ります。
他には、トベラとネズミサシが頑張っていました。

(トベラ)

(ネズミサシ  ネズ  ムロノキ)

観察植物

インドハマユウ ウバメガシ エゾノギシギシ カンアヤメ キヅタ キョウチクトウ クスノキ クチナシ コシダ
コバノミツバツツジ コマツヨイグサ シャシャンボウ シャリンバイ スイカズラ スズメノカタビラ スミレ
タイミンタチバナ タブノキ タンキリマメ ツルナ ツルニチニチソウ テングサ トキワサンザシ ピラカンサ
トキワススキ トベラ ナナミノキ ナワシログミ ネジキ ネズミサシ ネズミモチ ノイバラ ハマダイコン
ハマナデシコ ハマヒルガオ ハルノノゲシ ヒイラギナンテン ヒサカキ ホトケノザ モッコク
モリシマアカシア ヤブツバキ


写真 花の時期には早すぎでしたが、海岸に生える特別な植物が観察できます。 
スミレ 160227 仙酔島 タイミンタチバナ 160227 仙酔島
ツルナ 160227 仙酔島 ハマダイコン 160227 仙酔島
ハマヒルガオ 160227 仙酔島  ヤブツバキ 160227 仙酔島
石 160227 仙酔島


流紋岩質溶結凝灰岩と説明が出ていました。

含まれる原子によって、多彩な色を示しています。

五色岩と呼んでいるようです。

説明板を読んで行くと、岩石の勉強になります。
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