2016年度 第9回三原自然体験の会

2017年2月25日(土)
鷲羽山・下津井湊(倉敷市) 


行き (8:00)三原市中央公民館発 → (9:50)旧児島駅着
観察 :風の道に沿って (9:55)児島駅から開始 → (11:45)鷲羽山駅 →
鷲羽山登山道へ (12:10)頂上 昼食 → (13:00)下山開始 →
 (13:40)鷲羽山駅 → 下津井町並みへ → (14:50)旧下津井駅着
帰り (15:15)旧下津井駅発 → (17:00)三原市中央公民館着

活動の概要

三原市中央公民館発、途中福山SAに寄り、廃線となった下津井電鉄線の旧児島駅へ到着しました。
下津井電鉄線は廃線となりましたが、全線を「風の道」として往来できるようにしています。
今回は、児島駅から「風の道」を通り、途中から鷲羽山へ登山、その後下津井の町並みを通り下津井駅までの行程です。
瀬戸内海沿岸沿いで、標高差の少ない全長およそ6kmの自然体験でした。

先ず、旧児島駅から歩き始めました。

 
(写真)旧児島駅 始発駅終着駅の感じが残る建屋

線路だったところなので平坦な道に生まれ変わっています。
道の両側は地元の人によると思われる各種草花が植えられていました。
およそ中間点まで、なだらかな上り道です
そこから鷲羽山への登山道へ入りますが、よく整備されていて容易でした。

  
(左)「風の道」         (右)鷲羽山への登山道

鷲羽山からは「瀬戸大橋」が四国まで見通せて特殊な景観になっています。
鷲羽山が瀬戸内海に突き出していて、両側が児島と下津井の町になっています。
私たちは、東側の児島から歩いて来て、鷲羽山に登り、西側の下津井へ行くことになります。
この地形を鷲羽山頂上から眺望できます。


(写真)鷲羽山から瀬戸大橋を見る。四国に至る

 
(左)鷲羽山から児島方面の眺め     (右)鷲羽山から下津井方面の眺め

下津井は、町並みの中の道を歩きました。
古い街並みの狭い道を通り、家庭の栽培している草花などを見ることができます。
途中「むかし下津井回船問屋」という施設では、雛壇が飾られていました。
 
(写真)「むかし下津井回船問屋」

最も西の下津井港まで行くと、そこに旧下津井駅があります。
ここには、走っていた車両が展示保存されていました。
オープンデッキの車両も走っていたのですね。

 
  (左)最西端の下津井湊         (右)オープンデッキの車両   

「鷲羽山ビジターセンター」と「むかし下津井回船問屋」で雛壇が飾られ、あたたかい甘酒のサービスがありました。
天候は晴れ、昼間の気温は10度以上で快適に活動できました。
海岸に沿った温暖な地域のため、2月ではありますが園芸種の花が既にたくさん咲いていました。

帰りは福山SAに立ち寄って、三原中央公民館へ帰着しました。

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観察した植物
2月としては多くの花がありました。温暖なこと園芸種を育てていることが要因でしょう。
ヒメオドリコソウが咲き始めていました。早いと思います。
この時期に咲くアロエ・ウメ・オオイヌノフグリ・ボケが観察されました。
カンアヤメ・スイセンなど園芸種の花がいろいろと咲いていました。

観察植物
アキニレ アルストロメリア アロエ イチハツ イヌビワ イヌホウズキ ウメ オウバイ オオイヌノフグリ オオバヤシャブシ
オニノゲシ カキドオシ カクレミノ カニクサ カポック カラー カンアヤメ キカラスウリ キズイセン キズタ クロガネモチ
スイカズラ スイセン スイバ ソシンロウバイ タカナ タブノキ タラヨウ タンキリマメ ダンチク トキワススキ トクサ
トベラ ナズナ ナワシログ ハコベ ハゼ ハナカタバミ ハナミズキ ヒカンザクラ ヒメオドリコソウ ヒメリュウキンカ ビワ
フウセントウワタ フヨウ ボケ モッコク ヤツデ ヤブソテツ ユッカ ランタナ リナリア ワジュロ

写真

   
アロエ 170225 児島 イチハツ 170225 児島
 
ウメ 170225 児島 ウメ 170225 児島
 
オウバイ 170225 児島 オオイヌノフグリ 170225 児島
 
カポック 170225 下津井 カンアヤメ 170225 児島
 
キズイセン 170225 児島 スイセン 170225 児島
 
ヒカンザクラ 170225 児島 ヒメオドリコソウ 170225 児島
 
ヒメリュウキンカ 170225 児島 ボケ 170225 児島


地質

マグマが地下の深いところで冷えて固まった花崗岩
約1億年前〜6500万年前
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