●尚也
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「しかし、それって要はナンパだろう?俺は今までナンパなんてした事が無い。
俺にそんな事が出来るのか…」
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●尚也 |
「兄さんが声をかければ、大抵の男(&女)は乗って来るさ」
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●和也
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「そうなのか……?…だが、俺は尚也みたいに口も上手くないし、手も早くないし…。
本当に大丈夫だろうか?」 |
●尚也
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(………)
「何を言っているんだ、兄さん。俺たち兄弟は見てくれが良い。なんだかんだ言っても
これは大きな武器だぞ?もっと自信をもってくれっ」 |
●和也 |
「そうか……」 |
●尚也 |
(よし、上手くいきそうだ…ニヤリ) |
●尚也
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「そもそも動物は、自分により近い見た目の者と結ばれるのが自然なんだ。
ゾウがネズミに恋をしても困るだろう?だから兄さんも並以上の男と結ばれるべきだ!」
あ、肩に糸くずが。 |
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それっぽい事を言いながら、他の事に意識をそらさせるテクニック。
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●和也 |
「な…なるほど……」(というか、男限定なんだな…) |
●尚也 |
「ところで汐瑠君、さっきの続きだが…。どうだろう?この際、私達も ―――」
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●和也
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「こらこら尚也、汐瑠君が困っているだろう?はっはっはっ」 |
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珍しく、まともな和也。ダウンタウンへの夢が膨らみ、心に余裕ができたようです。
それにしても尚也はこんな話ばかりしている…。黙っている時も、唇マークやおしゃぶりマークを思い浮かべたり。確か、尚也は[楽しさ願望]にしたはずなんですけど、考えてる事は[ロマンス願望]や[家族願望]っぽい;
というか、度重なるセクハラに、さすがの汐瑠も険しい表情に…っヾ |
●和也 |
「あ〜…、なんか眠い……。…ぐぅ」
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●尚也 |
「あ、寝た」 |
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ご飯食べながら寝る、子供のような和也。 |
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