3月11日(金)
いつものように6時に起きてシャワー。
7時半に朝食に降りて行く。
大きなテーブルに パン、ハム、チーズ、生卵、ヨーグルトが並んでいる。
卵を茹で卵器にセットしておいたら お皿に載せてお塩と一緒に持って来てくれた。
紅茶も熱々を入れてきてくれる。
Palazzoを改装したと言うだけあって 食事室の雰囲気がとても良い。
11時半にボルゲーゼ美術館の予約を取ってある。
カンポ・ディ・フィオーリ界隈を見てからと思ったのに 交通規制と渋滞に巻き込まれて
途中で引き返したが 約束の時間に遅れてしまった。
一応並んでみるけど、すごい混みようで 前の人たちはもう13時の分しか取れないようだ。
恐る恐る、“予約したんですけど・・・”と聞いてみたら なんと OK(^^♪
La Verita が一番の売りのようだけど 彫刻も素晴らしい。天井のフレスコ画も迫力があって・・・。
小さな美術館だったが感動は大きかった。 本当に入れてよかった。
バルベリーニ広場近くのレストラン Nautilus(シチリア料理なの)でリゾットとラビオリのランチ。
何も行ってきたばかりのシチリア料理でなくても と思ったのだけど 身体が魚介を欲するの。美味しかった。
スペイン広場に出て 有名どころのお店を見学(?)
かっては私もフランスやイタリアのロゴ入りグッズに憧れて 相応しい“おとな”になったら身に着けようと思ったもの。
だけど 猫も杓子もの風潮が そんな夢を壊してしまった。もっと枯れたら持てるかも知れない。
とか言いながら お財布だけは諦められない。
小さい頃からどういうわけかお財布が好きで 唯一集めていた物。
もう必要なものしか買わないけど 未だに ついつい目が行ってしまう。
プラダにあった茶とオレンジの配色が珍しくて思わず買ってしまった!(^^)!
ホテルに戻るために初めて地下鉄に乗った。治安の悪さが怖くて今まで乗らなかったのに。
やたら後ろから押すように乗り込んでくるなと思った途端、ハンドバッグがあらぬ方へ引っ張られた。
負けずに引き寄せたら 女の子の手がファスナーにかかっていた。払いのけたら さっと降りて ホームで次を待つ様子。
通算5度目のスリ未遂事件なり。
部屋でセーターやパジャマ(大物だ(-_-;))を洗い 買ってきた焼き栗でお茶をする。そしてK君は一眠り。
久しぶりにDスケに電話を掛けたが 相変わらず のほほんと 元気にやってるらしい。
欲しいものある?
べつに・・・
ああ、そうでっか。
5時ごろ再び町へ繰り出す(と言うほどでもないか?)
トレヴィの泉は人でごった返している。嫌がるK君の腕を取り 人を掻き分けて コインを投げる。
また来られますように・・・。
賑々しいトラットリアで生ハムやピッツァをたらふく食べて 満員のバスでホテルへ戻った。