3月7日(月)


         目が覚めたのが、なんと 8時!
        さすがに疲れが出てきたのかもしれない。
        いつもの朝のシャワーはパスして食堂へ行ったけど 灯りもついていない。
        ひょっとして? やっぱり 泊ったのは私たちだけだったみたい。
        ぼそぼそ寂しく簡単な朝ご飯を済ませて 心はもうラグーサだ。

       
         空の色が真っ青。日差しも強い。やっとシチリアへ来た気分。

        緊張の市内。通りの名前と地図を見比べるのに必死で 話しかけられても返事もできない。
        最近とみに各部品の性能が落ちてきた私。イヤになっちゃう。

        今日はラッキーなことに 偶然、宿泊予定のホテルの前の道を走ってる時に 地図が確認できた。
        屋内駐車場にも入れられたし 幸先いいかも♪

         眺めは期待できないけど まあまあの部屋。お風呂もあるし。

        Dスケに電話する。相変わらずのんびりした声でんな。 ちゃんと食べてる? 掃除してるの?

        妹んちは Aっちゃんの高校合格と 義弟の東京転勤(単身赴任中だった)の二重のお目出度でルンルンらしい。
        結構、結構。 又 一緒に遊びに行けるね。
             

  イブラ地区へ歩いていく。
  坂を下りて S.Mデッリトリア教会の前に出る。
  灰色の街並が広がっている。
  バロックの町らしく 面白い飾りのバルコニーを持つ古い家が時々目に入る。
  San Giorgio大聖堂は残念なことに修復中。階段の前にも柵があって近寄れない。
   帰りのバスのチケットを買ったタバッキで 美味しいお店を教えてもらった。
  温かい前菜と、そら豆のスープ(絶品!香りが高く、熱々)、トマトのスパゲティ &ミネラルウオーターで
  17.70ユーロ也。

  S.Giorgio Vecchioの門扉を見に行って 隣のイブレオ庭園を散歩。
  サン・ドメニコ教会の鐘楼は美しいマジョリカ焼。

          旧市街全体が静かで お店も閉まっているところが多い。

         バスで高台の町へ戻り ホテル近くの大聖堂へ。
        正面の扉が閉まってる? ここも? 念のため 近くで遊んでいた中学生か高校生ぐらいの男の子に聞いたら 
        “いつも 横の扉が開いてるよ”って教えてくれた。一見生意気そうでも どの子も親切。ありがとう!

        思った以上に明るい雰囲気で 華やかである。 天井に煌びやかなバロック装飾が施されている。

         今日の夕飯はホテルのレストラン。
        地元の人も利用してるようで テーブルも結構埋まっている。
        お給仕は女の子一人。くるくる忙しそうなのに笑顔を絶やさない。おかげで気持ちのいい食事ができた(^^♪