8月5日(水) 夢のマチュピチュへ | |
4時に目が覚めたものの 寒くてベッドから出られない。 部屋の暖房はなくても 暖かい毛布が心地よいのです。 5時、震えながら洗顔、 そして 預けるスーツケースから1泊分の衣類を出して 準備完了。 5時40分 朝ご飯のはずが外は真っ暗で人の気配がないぞ。 あれ? どこで食べるんだろう? うろうろしてたら犬に吠えられ 部屋に戻る。鳥が鳴き始めましたね。 10分後 慌ただしいキッチンの横で 熱い紅茶とコーヒー、美味しいパン、ハム、バナナと 簡単にすませ 御迎えを待ちます。 |
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駅まで歩けない距離ではなさそうですが 珍しいでしょうから と リキ車が用意されていました。 短い編成のビスタ・ドームがしずしずと入線です。 乗降口で チケットとパスポートをチェックされて乗車 なんて なんだか オリエント急行にでも乗り込む気分ではありませんか♪ ランチボックスのサービスもありましたが さっき食べたばかりなのでお持ち帰りしましょ。 |
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列車の先に見える山は雪の冠。青空が広がって 車窓の景色が輝いています。 ところどころにかかっている橋は インカ道へのは入り口。 遺跡はマチュピチュばかりではありません。 途中にも 段々畑の跡が見られました。 ウルバンバ川に沿って 峻嶮な山の間を1時間余り走ると マチュピチュ村へ到着。 8時半を過ぎたばかりなのに すぐお部屋に入れてもらいました。 2階建てのロッジは 星 ふた〜つ。中庭がある明るいロッジでした。 急き立てられるようにバス停へ急ぎ 舗装されていない山道を登ります。 |
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遺跡入り口から見張り小屋を目指します。歩くうちに 一枚、また一枚と脱いでいくほどの日差し。 タンクトップの人も多いです。 TVで何度も見た景色が目の前に広がってきました。あ〜 本物だ〜。 とうとうここまで来ることのできた感慨が、感謝の気持ちが、溢れます。 何だかわからないけど ありがとう〜 |
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翌日も来る予定なので 丹念に遺跡を見て歩きますが とにかく暑い。 用意してきたポカリもあっという間に飲みほしちゃいました。 険しい山々に囲まれたこの地に なぜ このような都市ができたのか? 歴史学的に諸説がありますが 巷では別の解釈もあるそうです。 遺跡では磁石が狂うそうです。特別な電磁波が出ているとか。 私も携帯で撮った写メ、どうしても送れませんでした。 ウルバンバ川が天の川と同じ形状であることも偶然ではない と言われています。 凡人の私は何も啓示を受けることはできませんでしたが その分野の人々にはもの凄い パワースポットなんだとか。 この場に立っていると 人の叡知の及ばない力の存在も信じられる気がしてきます。 サンクチュアリー・ロッジで休憩します。 一旦遺跡を出るときはスタンプを押してもらうと再入場できます。 パスポートに押してもらいました。 ゴージャスなロッジは 予約の時点で一泊800ドルとなっていました。 ぶるるるるッ、即 取り止め。 お茶を頂いた限りでは 止めたことを後悔するには及びませんでした。 暖かいうちにお風呂に入っちゃおう と 下山することに。 |
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ホテルの中庭はトロピカル。 最初に通された部屋で漏水トラブルがあり 部屋を変えていただきましたが 英語の通じないもどかしさにクスコの直子さんにSOS。 手配旅行のありがたさを痛感しました。 言語の通じない国の個人旅行の限界を感じるこの頃でもあります |
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インカ皇帝パチャクティの像が建っている広場の周りのレストランではいつもフォルクローレが演奏されているので ベンチに座って聞き惚れておりました。 細長く広がる村を散策して とあるレストランにて 初クスケーニャ。かんぱ〜い! ここはちょっと前までアグアス・カリエンテスという地名でした。温泉が湧き出るからです。 その温泉を見に行きましたが 湯温が30度くらいと聞いて尻込み。 結局ご縁はありませんでした。夜はかなり冷え込みますから。 |