朝霧で山の方は何も見えない。
夕べの雨のせいか　ホテルの前のマッターフィスプ川がゴーゴー音を立てている。
ミルク色の水が恐ろしい勢いで流れて行く。

7時ごろから青空が広がってきた。
全く　山の天気はわからない。

9時36分の電車に乗るため　早めに駅で待ってたら　見る見るうちに待合室がいっぱいになった。
さすが人気のゴルナーグラート。右手にマッターホルンを見ながら山頂へ。

ゴルナーグラートローテンボーデンリッフェル湖リッフェルベルクツェルマット

	登山電車から次々にはきだされた人で 山頂駅はどこもいっぱい。 一掴みの雲がどうしても動いてくれない。 展望台ではアイベックスが顔を見せてくれた。 チョコレートをかじりながら モンテ・ローザ　ブライトホルン　ドームなどじっくり鑑賞。 気分はいっぱしの登山家。
	ローテンボーデンから歩き始めたけど コースが緩やかなので　最初から歩けばよかった。 リッフェル湖はさざなみが立ってて　逆さマッターホルンは 残念ながら　見られなかった。 リッフェルベルクまでは　私たち二人だけのハイキング・ロード。 すれ違う人もいなくて不安に駆られた頃　遠くにホテルを発見。ホッ。 ランチを頂いて　電車で下山。

ツェルマット〜スネガフィンデルンツェルマット
今日は　元気はつらつだから　登山電車を降りたら　そのまま　スネガへ行くケーブルカー乗り場へ。
黒部アルペンルートのモデルになったというケーブルカーは　なんと　スネガまでずーっと地下を走る。

スネガからのマッターホルンは雄大で　裾野の広がりやスッと立った様子が美しい。

ライゼーを回り込むように歩いて　フィンデルンの村へ。
ねずみ返しの小屋がある。

素敵なカフェＶｒｏｎｉを発見。

Ｖｒｏｎｉからの眺め	ビールを飲んだり、スケッチしたり	私は焼きりんごを

ツェルマットまでのコース取りを間違えて　随分歩いた。
9時にホテルを出て　帰り着いたのが16時11分。2万歩以上歩いたみたい。

たまには中華でもどう？
半分伸びたような麺と　点心を幾つかつまんで　夕飯。

ハ〜ァ　疲れた。
お風呂に入って　極楽、極楽(^^♪

寝転んで　暮れ行くマッターホルンを眺めつつ　ちょっと一杯、あ〜　極楽、極楽。