8月18日(水)
 朝ご飯を終えてから 教会まで散歩。
最後の晩餐 や キリストの壁画が素晴らしい。朝から良いものを見せてもらった(^^♪

昨日のうちに下調べしておいたバスターミナルへ行く途中、何と Yさん姉とバッタリ。
ツェルマットだとばかり思ってたのに、
妹さんのアパートに滞在したお父様が 後ろ髪引かれすぎて、とうとうずっと ここから離れられなかったんだって。
うん うん 分かるような気がする。
メールの約束をしてお別れ。

暗いバス乗り場は閑散として ほんとにここでいいんだろうか?
お客はたったの二人、私たちだけよ。
とりあえず お気に入りの席は確保したものの・・・。

鉄道駅の停留所から14人乗ってきて いよいよ Tiranoへ出発。
ルガーノ湖 コモ湖のくねくね道を巧みな運転でバスは進み
途中の税関でパスポートチェックを受けて 10分のコーヒー・ブレイクもありの長旅。

 
終点のTiranoはイタリアの町そのもの。
駅前にはレストランが並んで ちょっとした賑わいを見せている。
ここから ベルニナ急行に乗る、ハズなんだけど それらしい列車が見当たらないの。
 おかしいな、入線してないといけない時間なのよ。
 へー、あんなところに税関があるんだね。
    あっちにも電車が止まってるみたいだけど?

なんだ、なんだ そうか。一旦税関を通らなきゃいけないのか。

近くのパン屋さんでパニーニとビールを買って 無事 赤い列車に乗り込んだ。

                      

駅を出てしばらくすると国境があるが ここは通過するだけ。
程なく ブルジオのループ線。 本当に列車がぐるりと一回りするのがよく分かる。
ポスキアーヴォ駅近くでは 路面電車のように列車が道路上を走る光景も見た。
遠くに氷河を見ながら登りが続き アルプス越えをする。
ラーゴ・ビアンカの不思議な水面を見る頃から雨が降り出してきた。
沿線はハイキングコースが多いらしく 結構乗り降りが多くなってきた。
遠くの方から 電車をめがけて走ってくる人たち。 そういう人をちゃんと待ってあげる寛容さがいいよね。
車窓に針葉樹が多くなってきたら そろそろ今日の目的地 サンモリッツ かな?

駅でスーツケースを受け取って 坂道を少し上がって ホテルに到着。
1階のレストランは地元でも評判のイタリアンらしい。
最初通された部屋は2階であまり景色がよくないので 3階に変えてもらった。
“4泊もしてくれるんだから 変えてあげなきゃね”って。

  

キッチンが付いているので何かと便利。
バスルームも広くてよかった〜(^^♪

ドルフ(村と言う意味)と呼ばれている地区の中心まで 坂道を歩く。
途中に 超高級ホテルのバートルッツ・パラスがある。
何でも世界で初めてパレスと言う名を付けた由緒あるホテルらしい。
いつの日か こんなホテルに泊まることがあるのだろうか?( ケチなおかんがか?)

市庁舎の1階にある観光案内所で またまた日本人スタッフを発見。
早速 地図やレストラン情報を教えていただく。
そうそう、ここサンモリッツの水道水は美味しいんだそう。じゃ お水は買わなくていいね。

一度ホテルに戻ってちょっと休憩。
Dスケに電話するんだけど jensが繋がらない。
仕方がない、普通に掛けるか。
 元気だよ。バーちゃんちにも行って来たよ。元気だったよ。

君はほんとにおばあちゃん思いの優しい子。
そのほんの欠けらでいいから 母にも愛を!

     
案内所で教えていただいたレストランは 炭火焼のお店。ステーキの美味しかったこと。K君が完食!!
 
レストランはバート地区にあったので 行きも帰りもバスを利用。ここもスイス・パスでOK。