7月29日(月)

サンルームの朝ご飯は本式のイングリッシュ・ブレックファスト。
鰊、 フルーツの盛り合わせ、オレンジジュース、コーンフレークはカットして、スクランブルエッグに
焼きトマト、ベーコン、ソーセージ、マッシュルーム、ビーンズ そしてトーストと紅茶。
綺麗にセッティングされたテーブルで優雅に頂きました。

荷物を宿に預けて ライへ行きます。
2300〜400歩の道のりを駅に急ぎ 25分ほどでライへ。
それにしても 汚い車両だこと。
いたずら書きはまだ消せるとして、窓ガラスの引っかき傷はないでしょう?


サラッと通り過ぎてしまった
マーメイド・イン
またまた高いところから。屋根の曲線がなんとも素敵。 イプラ・タワーと隣接の博物館

手作りアンティークのような町は 丸石の石畳を歩いて ツタやお花で飾られたチューダー式の家々を
見て廻る。
本命は「マーメイド・イン」なんだけど 先ずは聖メアリー教会の塔に登って(またですか?) 
町全体を把握して 
目に付いたイプラ・タワーへ行く。フランスからの侵入を防ぐために13世紀に建てられた望楼だって。

聖メアリー教会の裏手には昔ながらの家並みが見られる、チャーチ・スクエア・ハウス
坂を下って小さな通りを行ったり来たりして 旧市街の出口(入口?)のザ・ランド・ゲイトへ。

あれれ そろそろ列車の時間。
急いで駅に戻って 大事なことを忘れてたのに気がついた。
さっき横目でツタの絡まるマーメイド・インを確認したけど 後回しにしちゃって 
中を見てこなかったじゃない。
 いいよ。建物の様子が分かったから。

って、そんな問題じゃないんだけど。 ま、いいか。

宿に戻って タクシーを頼んでもらったけど 出払ってて時間がかかるんだって。
そこへ通りかかったマダムが 駅まで送ってくださるという。
こまやかな心遣いをしてくれたフレッドとワンちゃんにサヨナラして TOYOTAに乗り込む。
日本の奈良が大好き!と言うマダムは ご主人が倒れて半身不随になったので 
自宅をB&Bに改装したことや
スペインから働きに来ているフレッドの手を借りてどうにかやっていられること など、
サラッと話してくださった。
掲示板の書き込みでHPを見つけたことを話すと とてもうれしそうで、思い当たる人がいたみたいだった。
機会があれば 是非再訪したいB&B(^_-)-☆

カンタベリー物語

妹も来たがったのだけど 日程の都合で私たちだけで一足先に訪れることになったカンタベリー。
大学時代から馴染みの地名だけに とっても楽しみ。





Pointers Hotelへひとまずチェックイン。
案内された部屋からウエスト・ゲートが見える。
駅は ゲートの手前を左に曲がったところ。









今日もこちらの人が言うところの Unlikely weatherで 快晴で暑い。でも風が涼しいから過ごしやすい。
カンタベリーを見る前に チラムの町を見に行きま〜す。
列車でほんの10分程度だけど 本数が少ないから気をつけないと。
  
   歴史は紀元前からと言う古い村。木骨の家が中世の雰囲気を伝える。無人の駅から広場までは15分ほどの道のり。

建物を見るのが目的とは言え 広場ですら 人っ子一人いやしない。
心置きなく撮影できるK君はご満悦。
私といえば 小説の舞台を彷彿させる家々を前に ただボーっと(笑)。

夕飯はホテルのレストランでお願いした。
ご亭主自らサービスして下さる。
不味い、不味いと言われる英国料理も 家庭料理を頂く分にはそんなにひどくはないと思う。
今のように料理を写真に収めるなんて考えもしなかったから 何を食べたか思い出せないけど
ここで初めて シャンディー・ガフなる飲物を教えてもらった。
“こんなに暑い日はこれが一番、試してみるかい?”

ジンジャーエールで割る方法もあるらしいけど こちらでは レモネードで割るんだって。
冷たくしたシャンディ、 ふーん、嫌いじゃないかも(^^♪
“美味しいッ!”って言ったら お代わりを持ってきてくださった。

おしゃべり好きなご亭主は自分のグラスを持ち込んで ずーっと 話しっぱなし。
私のプア・イングリッシュではお相手するにも限界があるんですけどね。

ちょこっと散歩してから 早めに ZZZZ....