8月2日(金)

エディンバラの宿が取れないまま日本を出発しちゃったけど まだまだ楽観的だった私たち。
国際フェスティバルが開催されるのは承知していたけど 今年の会期は11日〜31日。
それをずらせば大丈夫と踏んだのが大間違いだった(泣)

途中何度か持参のPCから試みたけど これはと思った宿はみんな満室!えいッ、もう いいや。
結局 手前のニューキャッスル・アポン・タインの  にお世話になって 2晩の宿を確保した。
これがトホホの宿だったけど。

10時の列車でヨークを発つ。

ヨークの駅の構内はS字型のホーム、天井の鉄骨フレームが美しいが
ニューキャッスル駅も良く似ている。
ニューキャッスルに着いた頃は雨。

 でホテルを紹介してもらおうとバタバタしてた時、
大きなスーツケースを抱えて不安げな女子学生から 
コインを両替して欲しいと頼まれた。
聞けば ホームステイ先のお迎えと会えないとか。
妹が電話を掛けてあげたら あちらと連絡が取れたらしく 一安心。

妹は今、高校生の長女がアメリカにホームステイしてるので 他人事じゃなかったみたい。
“元気でね” と お別れして タクシーでホテルに向かう。

インド系の方が経営するこのホテル、ちょっと郊外にあるから 以後の移動は地下鉄を利用。
駅前には大きなスーパーがあって何かと重宝した。

妹たちの部屋は母屋の2階だけど、我々の部屋は廊下を上り下りした建物の後ろ側、バス・トイレは別室。
しかも立て付けが悪く きちんと閉まらない。
直しに来てくれたんだけど どうも埒が明かない。
蝶番の締め方が悪いだけだから 直しましょうかって 日曜大工科(?)のK君登場。
すがる様なマダムの眼差しに 一肌脱ぎたいところだけど
 一緒にやって来たお兄さんが 微妙な調整に手こずって、鋸でドアを切り始めちゃった。オイ オイ
ガタガタのドアを無理矢理押し込んで “これで我慢してくれ” だって。ま、いいけどさ。

        
      セント・ニコラス・カテドラル     どんより、時々雨           古城のゲート

14世紀に建てられたカテドラルの尖塔はランタン型。町のランド・マークになっている。
内部の装飾、特に 聖歌隊席の彫刻が素晴らしかったね。

建物の写真を沢山撮りたいK君に引きずられるようについて行く女4人。
“アフタヌーン・ティーがしたいわぁ”

結局 街並見物だけで 最寄り駅に帰ってきた。
スーパーで食料品(飲物とお菓子だけど)を仕入れて 一旦ホテルへ。

フロントのお姉さんに教えてもらったレストランは おじいちゃん、おばあちゃんの貸しきりパーティーをやってるみたい?
怪しく覗いていたものだから 上品なおばあ様が出てきて 説明してくれたついでに 近くのレストランを勧めてくれた。

線路に架かる大きな道をしばし歩いて Aっちゃん大喜びのイタリアン・レストランでたらふく食べた。
ふと見ると 駅のすぐ近く。
何のことは無い、大回りでやって来た訳ね。
行きは20分、帰りは5分。

鍵がかかるようになった浴室で汗を流して 今日も無事終了。