8/23(土)スメタナ号でウイーンへ

リッチな朝ご飯をタップリ頂いて チェックアウト。
地下鉄B線〜C線に乗り継いでホレショヴィツェ駅に行くはずが C線が不通?!
振り替えのバスに乗ったはいいけど なんか雰囲気が違う。
あちゃー、間違えちゃった。
何とか 駅に向かうバスを探して 事なきを得た。だけど 何で そんなに冷たい目で私を見るの?

名前も如何にもの スメタナ号で 音楽の都ウイーンに向かいま〜す。
しかし 1等とは思えないこのショボさ。
コンパートメントを独占できただけでも良しとしますか。
反して 食堂車はきれいで静かで雰囲気良しでした。

プラハ側、ウイーン側(つまり チェコとオーストリア)の警官によるパスポートコントロールが2回。
その後税関職員が乗り込んできて 免税手続き完了。
晴れてスニーカーを履き替えて ご機嫌な誰かさん。

ウイーン南駅からタクシーでホテルに行ったら ここでも オーバーブッキングだって。
飛行機のO/Bってラッキー!だけど ホテルはねぇ。
交渉むなしく かなり離れたラートハウスパークホテルにコンバート。
同じ星でも 足回りの便がかなり違うし
第一 まだレストランなどが工事中の見切り発車のホテル。
フロント(ラートハウスの)で 元のホテルに連絡してもらって 条件が違いすぎるって訴えたんだけど
 満室 の一点張り。2ヶ月も前から予約してて こんなの有り?
しかも3日間ともNG? 
挙句は 責任者が月曜日に来るので その時また連絡しろ だって

ここじゃ嫌だと言ってるお客にも 嫌な顔どころか 笑顔でいろいろ手を貸してくれるフロントの人たちに
免じて 一旦矛を収めて 部屋に案内してもらう。
エア・コンはないけど 窓を開け 扇風機を回していたら 山のような洗濯物がすぐ乾いた。
そしたら何だか気分がすっきり。

時間をロスしちゃったから 予定が随分狂ってきたわ。
とにかく町の様子を見に出かけることにしましょ。
買うつもりが無かったウインカードも必要になったし。 とりあえず 観光案内所へ。


   本場のカフェでお茶
   オーバーラーにて

街角のお花屋さんもおしゃれ♪
シュテファン寺院
ホテルはすぐ近くだったのに(恨)

K君は 町の真ん中に宿を取るのが好き。
街並や広場を歩き回るだけじゃなく 部屋に居ながら雰囲気に浸りたいし、
もっと言えば ちょくちょく休みに戻れるから。
今回はその当てが外れたから なるべく途中で休憩を入れなくちゃ。
カフェがいっぱいあって うれしいね(^^♪

市庁舎前の広場に 大きなスクリーンが作られ映画祭のような催しが行われていた。
食べ物の出店がずらっと並び 大変な賑わい。ウキウキしてくる。
ビールやワインを飲んで ソーセージをつまんでいたら お腹がいっぱいになったので これが夕飯ね。

8/24(日)


この日最初に訪れた王宮
日本語のオーディオガイドで見学
バロック様式のラートハウス
パーク ホテル
きちんと完成したら お勧めかも。
ホテル近くのヴォティーフ教会
きれいな尖塔は いつも道しるべ。
世界一美しいと言われる図書館

        アウグスティーナ・ケラーを捜し歩いて 美味しいワインと食事に舌鼓(^^♪


オペラ座日本語ガイドツアーで
楽屋も見学。
8月は公演が無いのです。
アウグスティーナ・ケラー
雰囲気もサービスも味もよし
こういった扮装で いろんなショーの
チケットを売っています。

皇帝納骨所のマリア・テレジアの柩の大きさと豪華さに目を奪われる。
そして フランツ・ヨーゼフと並んで眠っているエリザベート(本当はエリーザベトと発音するんだそう)の柩には
今でもお花がたくさん捧げられていた。
皇太子ルドルフの柩もあったが 一緒に亡くなったマリーは 別の墓地に埋葬されたと言う。
埋葬されている人々の心臓と内臓は 其々 アウグスティーナ教会とシュテファン寺院に納められているのだよ。

ホテル・オイローパのカフェでコーヒー・ブレークをした後 再びやって来ました、シュテファン寺院。

今回は軟弱にもエレベーターで昇れる北塔へ。
写真は屋根の模様です。
昨日の夕方 これが夕日に映えてキラキラ光ってたのね。

さすがウイーンのシンボルだけのことはあります。

ローテントゥルム通りを ドナウ運河まで歩き 路面電車でリンクを半周して ホテルへ戻った。
おとうと息子はベッドでごろごろ。
おかんは せっせとお洗濯。冷たい水が気持ちいい〜。
そうそう、こちらの水道水は飲めるのです。しかも美味しい。
カフェのコーヒーには必ずお水のサービスがついてくるし(^^♪、 


さて そろそろ ホイリゲへ繰り出しますか?
グリンツィング行きの路面電車38番は 近くのショッテントーア・ウニヴェルジテートが始発。(ラッキー!)

電車を降りたら あちらにもこちらにも ホイリゲが。
ブドウの木の下のテーブルに 落ち着く。

夕暮れの中 風に吹かれながら わいわい ワインを楽しむのがこちら流。
言ってみれば居酒屋さん ですね。
お料理も 純朴そのもの。

ほろ酔い気分で 路面電車に揺られて帰ってきたけど
ホテルでバールを見つけて ビールをもう一杯?
私たちは メランジュで。




 お風呂を使った後の洗濯物の山にまた闘志が湧いたおかんは 一人でジャブジャブやっていた。
夏は着替えがたくさん要るわぁ。

8/25(月)シェーンブルン宮殿へ

なかなか目が開かないダイを引っ立てるように朝ご飯を済ませて
予定より遅れること30分、9時半にメトロU2のラートハウス駅から カールスプラッツへ向かい ここで
U4に乗り換えてシェーンブルン宮殿へ。

 
歴史の教科書でお馴染みのハプスブルク家の隆盛を今に伝える宮殿。
マリア・テレジア・イエローがまぶしい美しい姿。
かのマリー・アントワネットも ルイ16世に嫁ぐまで、毎年すごした夏の離宮。
6歳のモーツアルトが御前演奏をしたのもここ。
ナポレオンに占領されたり 「会議は踊る」ウイーン会議が行われたり
いつも歴史的ドラマの舞台となっていたのね。
グランドツアーで一回りしたら 庭園を散歩しましょ。

日差しが強く目に痛いけど、風が涼しく 空が澄み 白い雲がぽっかり浮かんでいる風景は 記憶の中のどこかと同じ。
そうだ 真夏の信州の空気そのもの。

  カールスプラッツ3点盛り
この辺りは観光客に忘れられたように静かな区域。
面白い建物がたくさんあるのにね。

“金色のキャベツ”、セセッシオン
月桂樹の葉がモチーフの透かし彫り
マークトゥインが讃えた
古典と近代の美しい共存:カールス教会  
   カールスプラッツ駅       

お昼は 天満屋
岡山の本店に行ったことがあったっけ。
 僕は行ったことないよね?

いいえ、君も居ましたよ。従姉弟が全員集合のあの楽しかった旅行、覚えてないのか(喝)

久々の和食に舌鼓。日本的なサービスはやっぱり落ち着きますね。

食後のお茶はデメルでしようと思ったのに 満席だって、残念ね。
新宿高島屋で デメルのケーキと出会って大好きになったから 絶対本場でと思ってたのに。

  ウイーンは今日しかないから まだまだ動きます。
18時過ぎ 路面電車を乗り継いで向かったのは 
フンダートヴァッサーハウス クンストハウス・ウイーン

何だかガウディーを彷彿させる奇抜な建物。
お土産屋さんや カフェがあって 楽しいゾーン。もう少し早い時間に行くべきだった(-_-;)

止めは 今日もウイーンの森のホイリゲ、マイヤーへ。

お腹がペコペコでふてくされ気味のダイが
美味しいワインとでっかいお肉料理に たちまちご機嫌。
ッたく、おとうの平常心のDNAは欠けらも無いのか?

今日は赤も白もグビグビ いっちゃった。
だから お代は昨日の倍。まッ、いいか。

バスとトラムを乗り継いでホテルへご帰還。結果的には良い立地条件だったね(^^♪