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体脂肪燃焼の仕組み


体内に蓄積されている体脂肪は、運動や食事制限などで、エネルギーとして使われます。運動などで体温が上昇し血糖値が下がると、脂肪細胞からエネルギーを取り出して血糖値を安定させようとするホルモンであるグルカゴンが分泌されます。

このグルカゴンから指令を受け、脂肪分解酵素であるリパーゼによって体脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解され、血液中に溶け出して、筋肉に運ばれて運動エネルギーとして消費されます。こうして体脂肪が燃焼されていくのです。
体内には、糖分(グリコーゲン)体脂肪という2つのエネルギー源があります。 体にとっては、体脂肪がエネルギーの貯蔵庫として機能しますから、簡単には体脂肪が消費されないしくみになっているのです。通常、エネルギーとして消費されるのは、糖分のほうです。長時間の運動でこの糖分を使いきった場合に、ようやく体脂肪がエネルギーとして消費されはじめるのです。ですから、運動だけで体脂肪を減らすにはある程度の所要時間が必要になります。たとえばジョギングの場合は、20分以上続けないと体脂肪は燃えない、といわれていますが、
さまざまな研究、実験により10分前後の有酸素運動でも、脂肪の燃焼が始まる事が分かってきました。

体脂肪燃焼のために、まずは体内の糖分を使いきり、さらに運動を続けた上で、やっと体脂肪の燃焼モードに入りますが、その体脂肪を燃焼されるために
体脂肪1gに対し7Kcalのエネルギー消費が必要となります。
となると、
体脂肪を1Kg減らすためには、7,000Kcalものエネルギーをを消費しなければならないということになります。