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超回復サイクル



筋肉の発達には休養が必要であり、疲労した筋肉は、トレーニング前以上に強くなって回復する。これを単なる回復ではなく、強くなって回復することから、「超回復」という。

トレーニングは、この超回復のタイミングに合わせて行うのが効果的。トレーニングで、筋肉にストレスを与えると、筋肉はそれに打ち勝とうとし、その結果トレーニング前よりも強くなる。このトレーニング前の筋力レベルを超えたタイミング(超回復した後)で、再びトレーニングをすることがポイント。

この超回復のサイクルをトレーニングのサイクルに利用し、繰り返していくのが理想的といえる。ちなみに、毎日楽にできてしまうようなトレーニングでは、超回復を生むには強度が不足しているといえる。正しい強度なら、毎日行うと日に日に回数や重量が落ちていくものである。適切な負荷でトレーニングし、そこから上手に超回復するには、頻度は中二日くらい空けるのが目安で、週に2〜3回のペースとなる。
「やるきが出ない」「疲労が残っている」「運動回数が伸びない」なら体力レベルが落ちており、このタイミングではオーバートレーニングの状態に陥ってしまう危険性があると考えよう。これは回復が追いつかないほど、筋肉にストレスがかかり続けている状態なので、筋肥大どころか、ボロボロに小さくなってしまうのだ。
自分で立てたメニューに忠実になりすぎずに、体と相談しながら適度に調整することが、理想の超回復を実現させるのが、ポイントのひとつだ。