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筋肉痛が起きるのは何故?



筋トレに限らず、激しい運動を行うと、翌日あたりから使った部分の筋肉が痛み出す。そして、この痛みが何日間も続いたりする。一般的に筋肉痛と言われる現象は生理学的には、痛みが遅れてくるので「遅発性筋痛」と呼ばれている。運動すると、その動作の刺激から筋肉は微細ながら損傷を受ける。その瞬間はあまり痛みを感じないのだが、損傷部を再生しようとする炎症反応が痛むのだ。再生方法はかなり手荒なもので、中途半端な応急処置などはせず、損傷した組織を一度しっかり壊してから、根本的に作り直すというもの。炎症反応にはある程度の時間がかかるため、痛みが遅れてやってくるということになる。歳をとると筋肉痛は翌日ではなく翌々日に起こることがある。原因は明確には解明されていないが、これは加齢により炎症反応が鈍くなり、炎症の進行具合が遅くなるためではないかと考えられている。