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サプリメントの有効性



サプリメントはその名のとおり「補助」するための「栄養補助食品」である。栄養摂取ではバランスのとれた食事がなによりも大事だが、食事を徹底的に管理していれば不要かというと、そうともいいきれない。
サプリメントは食事にはない、独特なメリットがあるのだ。また、サプリメントというと薬をイメージする人もいるが、タンパク質などの特定栄養素を抽出した「食品」。大量に摂取さえしなければ、安全なものなので、上手に活用したい。
サプリメントは、食事で不足するものを適量だけ補給できるメリット。プロテイン(タンパク質)やアミノ酸(タンパク質を分解したもの)が知られている。筋肉をつけるもっとも重要な栄養素は、その材料となるタンパク質だが、トレーニングを行うなら、一日に100〜150g程度は必要。しかし、普段の食事で必要なタンパク質を摂ろうとすると、必要以上の脂質までも摂ってしまう。肉、魚、乳製品などのタンパク質が多く含まれる食品には、たいてい脂質も多く含まれているからだ。サプリメントならその心配もはない。ほしいものだけ選んで摂れるのだ。

実は、私自身もプロテインを筋トレ後に摂取していた時期があった。筋トレはそれほどハードにやらなくても、プロテインで補えば、ワンセットの筋トレでも、筋肉への負荷以上に筋肉が成長しやすくするのを期待した。しかし、筋肉の成長は期待するほどでもなく、体脂肪率もどうも下がり止まりの状態が続いた。これは勝手な推測なので、正しい判断かどうか、わからないが、どうも軽い筋トレでは、逆効果作用があるのではと。軽い筋トレでのプロテイン摂取は、逆に過剰なエネルギーとなり、体脂肪の素になってしまうことがあるではないだろうか。
やはり、プロテインを摂取する限りは、それなりの筋トレをやらないと効果は現れないと思われる。
筋トレを楽にして、筋トレの足りない分をプロテインで筋肉を成長させるなどという考えは捨てた方がよい。