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腹筋運動でお腹の脂肪が落ちるか?



腹筋運動を続けると、だんだん腹筋がついてくる。すると腹部をさらしで締めたような状態になり、お腹が引き締まる。では、この時、お腹の皮下脂肪も落ちているかというと、それはまた別問題。
お腹につく皮下脂肪は、お腹を使う運動のために蓄えられているわけではないからだ。よって、腹筋運動で、お腹の脂肪が直接、落ちるということはない。
しかしながら、腹筋運動が速筋を鍛える無酸素運動であることから、腹筋運動をマジメにやることで、体全体の体脂肪が燃焼する。特に皮下脂肪の付きやすいお腹には効果はある。
また、原則として、つねに動かしているところに脂肪はつきにくい。腹筋運動を毎日きちんと続けていれば、お腹にそれ以上の皮下脂肪がつくのを抑える効果がある。さらに運動刺激が加わると、脂肪を分解する酵素の活性がレベルアップするので、脂肪細胞は蓄えた脂肪を放出しやすくなる。つまり理論上は、腹筋運動を日々の習慣にすると、その運動エネルギーとして、お腹の皮下脂肪が使われやすくなるということ。とことんマジメにやれば、腹筋運動で皮下脂肪を絞ることは十分可能なのだ。