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水泳は体脂肪が落ちやすい?



水泳はよくエアロビクスの代表のように言われる。でも実のところ、それには「楽に長く泳ぐことができれば」という難しい条件が付く。
エアロビクスとは、たっぷりの酸素を取り入れながら、楽な強度で長く続ける有酸素運動のこと。
そのエネルギー源としてもっぱら消費されるのが体脂肪である。
イアン・ソープみたいに、1万mくらい平気で泳げる人にとっては、水泳は立派なエアロビクス。運動中、カラダに蓄えた体脂肪がちゃんと燃えている。
けれど、100m泳いで肩で息しているサンデースイマーにとって、水泳は楽な運動とは言い難い。強度が強すぎて、エアロビクスになっていないのだ。体脂肪も多少は消費されているだろうが、強度が強くなると動員されるエネルギー源・糖質が使われる割合もかなり大きいのである。つまり、体脂肪は思うように減ってくれないということ。
反面、プールという環境はどちらかというと体脂肪を溜めやすい。水温が体温より低いので、保温のためにより多くの脂肪をつけようとするからだ。まだまだヘタなうちは、水泳で体脂肪を減らそうなんて野望は持たない方が身のためかも。