三岐鉄道

2005年08月22日

本線西藤原駅併設ウイステリア鉄道保存  SL E102号機


ここに展示されている蒸気機関車(E102号)は、開業時に新造された2両のうちの1両で、大阪の汽車製造会社で造られました。総重量43.5トン、軸配置1−C−1のタンク機関車で、当時のお金で18,000円だったと記録されています。 タンク機関車というのは、短距離用で石炭と水を機関車本体に積込む形式のものですが、細部は三岐鉄道だけの独特の姿をしています。三岐鉄道では開業から約22年半、貨物列車を引っぱっていましたが、昭和29年に大阪窯業セメント株式会社(現在は住友大阪セメント)へ在籍となり、工場での入換作業車両として活躍しました

2005年08月22日

本線西藤原駅併設ウイステリア鉄道保存  DB25号機


昭和46年から18年余りのあいだ、現在のJR関西本線八田駅構内(名古屋市内)でセメントの貨車を引っぱるために使用していました。現役を引退したあと、三岐通運鰍フ藤原営業所に展示されていたものをE102号と一緒に西藤原にもってきました。

2005年08月22日

ホキ25767  東藤原駅保存


ホキ5700形(25767) 【寄贈:太平洋セメント(株)】
 ■製造年:1970(昭和45)年 ■製造所:日本車輌製造
 本形式は1965(昭和40)年から1973(昭和48)年にかけて626輌が製造された40トン積セメント専用ホッパ車で、「ホキ」形式としては最多製造輌数を誇ります。バラ積みのセメントをエアスライドという特殊な方式で、効率よく降ろすことができます

2005年08月22日

丹生川駅併設 貨物鉄道博物館保存 タム8000形8000号


製造年:1962年 (昭和37年)  製造所:汽車製造 
15トン積過酸化水素専用タンク車で、純アルミ製のタンク体は鉄製より高価で強度が劣りますが、過酸化水素が分解するのを抑制します。本車は2003(平成15)年に廃車されましたが、晩年は関西本線南四日市駅を拠点に活躍しました。  【寄贈:三菱ガス化学(株)】 

2005年08月22日

丹生川駅併設 貨物鉄道博物館保存  B4形39号蒸気機関車


製造年:1898年 (明治31年) 製造所:シャープ・スチュアート(英国SharpStewart)社 
日本鉄道が発注した英国製の蒸気機関車で、1906(明治39)年に国有化され、1922(大正11)年には東武鉄道B4形39号となって、貨物列車牽引に活躍しました。1966(昭和41)年に引退してからは、東京都の昭和鉄道高校で大切に保存されてきました。 
【貸与:三岐鉄道(株)】 




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