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製造年:1930年 (昭和5年) 製造所:浅野造船所
浅野セメント(太平洋セメントの前身)が川崎の工場へ石灰石を輸送するために製造した23トン積ホッパ車です。1966(昭和41)年の廃車後に福井鉄道へ移籍しましたが、かつてデッキ部分にあった制動手室は撤去され、砕石散布用に改造されています。 【寄贈:福井鉄道(株)】 |
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丹生川駅併設 貨物鉄道博物館保存 タム500形2920号 |
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製造年:1958年 (昭和33年) 製造所:日本車輌製造
本形式は1931(昭和6)年からの30年間で、2軸タンク車としては最多の621輌が製造された15トン積ガソリン専用タンク車です。現在の石油系専用タンク車は荷重40トンを超えるボギー車が主流ですが、かつては本車のような小型車が小単位輸送に重宝されました |
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製造年:1929年 (昭和4年) 製造所:新潟鐵工所
新潟県を走っていた蒲原鉄道の10トン積有蓋車です。昭和に入ってから有蓋車の側面は鋼板張りが一般的になりましたが、本車は木張りです。かつては中小ローカル私鉄の貨車も沿線の産物や生活物資を積み、国鉄線に乗入れ活躍しました。 【寄贈:ふるさと鉄道保存協会】 |
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丹生川駅併設 貨物鉄道博物館保存 タム5000形6263号 |
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製造年:1968年 (昭和43年) 製造所:富士重工業
本形式は1938(昭和13)年から1968(昭和43)年にかけて368輌(改造を含む)が製造された15トン積塩酸(及びアミノ酸)専用タンク車です。積荷の塩酸は腐食性が強いために、タンク車としては初めて内面にゴムライニングが施されました。 寄贈:東北東ソー化学(株)】 |
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丹生川駅併設 貨物鉄道博物館保存 ワフ21000形21120号 |
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製造年:1934年 (昭和9年) 製造所:汽車製造
有蓋緩急車としては初の鋼製車で、2人乗務用の広い車掌室が特徴です。2トン積の小さな貨物室は、他の貨物との混載に不向きな鮮魚や貴重品など小口貨物用でした。1977(昭和52)年からは岐阜県の西濃鉄道へ移籍し、推進運転に用いられました。 【寄贈:西濃鉄道(株)】 |
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