くるまにあ

初めての"軽"& ネオクラシック

70’スバル (K12) R-2Dx



70’SUBARU (K12) R-2Dx
我が国初の本格的軽自動車「スバル360」から11年目にして、ニューモデルとして投入されたの
が「R−2」です。予想以上に性能、居住性、乗り心地にすぐれ、メーカーの威信をかけた自信作
でした。あの愛らしいスタイルと前開きのドアなど、特徴的な前作に比べ、没個性的なところは否
めませんが、フィアットライクなスタイルと良好な動力性能などから新時代にふさわしいものでした。



初めての"ガイシャ"

67’フォルクスワーゲン "BEETLE" 1500 Dx  



67’VOLKS WAGEN "BEETLE" 1500 Dx
初めての"ガイシャ"フォルクスワーゲンです。66年モデルが6Vの最後のモデルで、67年から
12Vになりました。バンパーも大型化され、ヘッドランプまわりやリアコンビネーションランプの形
状が変わったのが外観上の違いです。当時は、この6Vの外観のほうが人気があり、6V車の電
装品を12Vの仕様にして乗るのがはやりましたが、なんといってもこのカタチはスプリットウィンドウ
などの初期のモデルから、現在にいたるまで大きな変更を受けずに引き継がれてきました。20
世紀の代表的な国民車だと思います。エンジンも空冷フラット4エンジンでメンテナンスも楽だし、
そのフィーリングもグッド(乗る人に不快を与えない程度の排気音や動力性能)、走行性能も大変
すばらしい(いまでこそ、快適な乗り心地の車が多いですが)です。



そして、どつぼへ

64’マツダキャロル 360Dx



64’MAZDA CAROL 360Dx
マツダの軽乗用車としてはR360クーペに次ぐ2号車で、昭和37年から発売されたモデルです。
独特なクリフカットと称するリアウィンドウガラスの造形と、愛らしい顔つきが特徴です。エンジン
もすばる360を代表に空冷2ストロークが一般的だった時代に、水冷4サイクル直列4気筒横置
きリアエンジン・リア駆動と画期的なものでした。軽自動車のわりに乗り心地がよく、エンジン音
も水冷4サイクルのおかげで、とても静かで回転もなめらかです。軽自動車は10インチのスチー
ルホイールが分割式(2ピース)なので表、裏をひっくりかえすと、いい具合にマイナスオフセット
になってかっこよくなります。私が、はじめてオールペイントした"作品"でもあり、ホイールをひっ
くりかえしたのはいうまでもありません。





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