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JENOC活動報告 第一弾 |
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会報第一号 |
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長らくお待たせしました。パプアニューギニア(PNG)自然体験活動と、フロリダ・野生のイルカに学ぶエコ・キャンプを開催、無事に終了しました事を報告いたします。以下がPNGからの報告です。フロリダの活動は現在編集中です!もうしばらくお待ち下さい。 |
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パプアニューギニア自然体験活動 2002年5月11日〜18日 |
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今回は乾期に入ったすぐ、5月に行ったのですがまだまだ雨が居残っていました。その影響で何度か停電も経験し、未舗装の道ではぬかるみが多く、見事ホテルの四輪駆動車はスタック。学校へ行く道で通りすがりの現地の人々と共に綱引き状態。日本人は呑気に写真を撮ったり泥にはまって動けなくなったりしながらおおはしゃぎ。こんな体験滅多に出来ないと、御機嫌の一行・・・こんな、万事オーライのおおらかな旅でした。プールにはみんなでのんびり集っていました。 |
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実施行程表 |
5月11日 |
日 |
成田集合・ニューギニア航空にてポートモレスビーへ出発。久しぶりの再会に懐かしむ顔あり、初対面の緊張に引き締まる顔あり…けれど一日たってすぐに打ち解けてしまうのがいつもながらの不思議。 |
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5月12日 |
月 |
マダン到着。午後は早速ビレッジツアーへ。ビルビルヴィレッジの子供達と各々交流したリ、シンシンと呼ばれる民族の伝統の踊りを披露されます。極彩色の衣装、極楽鳥の羽飾り、クンドゥドラムと呼ばれる太鼓の響きや村人の歌声が全くの異文化を訪れていることを実感させてくれました。また、現代においても原始的な手法で手作りを続けている素焼きのつぼのデモンストレーション販売を見学。といっても、青空市のこと。 |
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5月13日 |
火 |
写真 |
こんな風にのんびり過ごすのは至福の時。暑くならない日中にはマダンの街を散歩し、銀行で現地通貨キナ(1キナ約40円)に換えます。郵便局では現地の切手を買ったり、郵便事情を見たり、現地情報を覗いてみたり。お昼は街の中華レストラン。世界中どこにでも中華料理があるというのもまた世界事情。そして、大抵味はよろしいのが相場です。午後はプールサイドで眠る、ココモ(サイチョウ)と戯れ、泳ぎ、潜り、飛び込み、ボールで遊び、思い思いに楽しみました。 |
5月14日 |
水 |
海好きの参加者には待ちに待った無人島・スノーケリングツアーの日。日焼け止めをたっぷり塗って海に入るとそこは透明度抜群のさんご礁の世界でした。海の中も極彩色の魚とイソギンチャク、ヒトデやうつぼなど、別世界が広がっていました。白化した珊瑚も残念ながらありましたが、元気で大きい何種類もの珊瑚が見られました。イルカにも出会い、海の生態系を知るのにも良い機会となりました。島にはココナッツが生え、それを切って食べさせてもらったり、きれいな貝殻を拾ったりと、海での楽しみは尽きないものです。自称かなづちさんも、海では浮くことが分かり、どんどん泳ぎ、もぐっていきました。 |
5月15日 |
木 |
地元の人たちで賑わうフリーマーケットにお出かけします。野菜市場では日本でもおなじみの野菜からこれは一体なんだろうというものまで、揃っています。大きなスイカや、小さなにんじん、南の国ならではのフルーツなども。屋根つきの肉、魚のコーナーでも不思議な食べ物がたくさん。中には有名なフルーツこうもりとおぼしき、まる焼きの肉も。鮮魚と言うより、焼いたり、揚げたりした魚がならべてありました。かごの中には生きたニワトリや、豚などもいて、とても興味深く、地元名産品も並び、お土産選びにもここが一番安く、種類も豊富でした。 |
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5月16日 |
金 |
マダン最終日にメインイベントの学校訪問へ。途中、極楽鳥に出会える村もあり、早朝に出発。まずは時間限定の極楽鳥探しに向かいます。ほとんど獣道同然の道を村人達に手を引かれながら森林の奥深く行くと、極楽鳥の遊ぶ大木へ。静かに声を聞き、幸運の2人が極楽鳥に出会えました。ここではニューギニアの嗜好食品であるビートルナッツを初めて口にし、歯を真っ赤に染め、村人と話をして交流を楽しみました。ここから学校まであとわずか。やっとメインイベントに、と思いきやここで車がぬかるみにはまり、皆泥だらけ。学校が見えそうなところにある川で、生徒達とまずは水浴びで交流という、特異な体験をしました。私たちは汚れた服のまま川に飛び込み、裸の現地生徒のみんなも巻き込んでの水かけっこで無邪気に笑いあっていました。学校では約束の図書寄贈を果たし、先生方や、子供達と会話したり折り紙をしたりと思い思いに交流してきました。ただ、授業中であったため、前回の訪問のように一緒にスポーツをしたり、遊んだり、個人で話し込んだりという事が少なく、非常に残念でした。けれども、短い時間の中で楽しい思い出を作りました。また、今後も交流を続ける約束は忘れませんでした! |
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5月17日 |
土 |
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場所は変わってロロアタ島。海好きはスノーケルへ、海風に当たりながらの読書もあり。穏やかな海でシーカヤック体験も出来、島一周すると、自分のいる島の裏側を外から見られるのが感動でした。遠浅の浜辺で昼寝をしたり、マングローブ林や、海辺の生物観察も非常に興味深く、手を延ばせばすぐに野生生物のいるような環境に心が癒されるのを感じていました。 |
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5月18日 |
日 |
帰国・総評 |
帰国してみんなで思い出の最後の集合写真、しかし名残惜しくてなかなか離れがたく、またパプアに行くぞと誓い合う。余りにも圧倒的な自然と文化を目の当たりにして、カメラを取る手も忘れ、心の写真機で何枚も撮った。走馬燈のように、そのひとつひとつが心に残りそして思い出すと同時に自分を変えていく。今までの自分の価値観が音を立てて崩れていき、新しい自分が構築されるのが分かり体感することが意欲の基になる。温かい海水がまるで羊水を想起し、ヒーリング効果を促す。 |
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実施体制 |
引率者1名・同行ボランティア1名・ボランティア研修希望者2名・一般参加者4名・・・合計8名 |
実施協力 |
パプアニューギニア政府観光局日本支部・ニューギニア航空日本支社・有限会社ピーエヌジージャパン |
**以上、会員のみなさまはじめ、たくさんの方々のご協力の下、実施できましたことを報告いたします。第二回のパプアニューギニア自然体験活動も、すでに出発しており、次回の会報にてそのご報告もできることを楽しみにしております。**事務局*内田牧子* |
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