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JENOC活動報告 第三弾 |
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お待たせしました。今年度4回目のパプアニューギニア(PNG)自然体験国際交流活動を開催、無事に終了しました事を報告いたします。以下がPNGからの報告です! 2003年度の予定に関しては、イラク攻撃及びホンコンのSARS騒動などもあり、もうしばらくお待ち下さい。 |
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パプアニューギニア自然体験・国際交流活動 2003年3月22日〜29日 |
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今回は雨期にも関わらず晴れ男のいたせい(?)か、夜中に大雨が降っただけで昼間は良く晴れていました。その影響で手足が灼けすぎた者も痛い経験をしました。ベヒル小学校では授業をしたり、スポーツをしたり、先生を含めて一緒に遊んだり、皆大はしゃぎでした。こんなウルルンと同様の体験は滅多に出来ないと、大感動の一行・・・こんな、万事オーライのおおらかな旅でした。プールにはみんなでのんびり集っていました。 |
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実 施 行 程 表 |
3月22日 |
日 |
成田集合・ニューギニア航空にてポートモレスビーへ出発。集合時間前なのに皆集まり和気あいあい、初めて顔を合わせいろいろ興味を持って話しかける場面がたくさん見られた。飛行機の中では瞑想をする人も…… |
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3月23日 |
月 |
ポートモレスピー到着。初めてパプアニューギニアの空気を吸う人も初めてでない人も気持ちよさそう。ロロアタでは昼寝をしたり、海で生まれて初めてのスノーケリングをやってみたりで、思い思い過ごす。「海の中ってこんなにも素晴らしいんだ」と感激。皆、もう家族のようにいろんなことを話したりして盛り上がっていた。いつもながら不思議だ。 |
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3月24日 |
火 |
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朝から晴天で、朝食も美味しい。午前中はシーカヤック。ロロアタ・アイランドの島一周をしたが、透明度が良くいろいろな形をした魚、色鮮やかな珊瑚を見ることができた。初めてカヤックをやった人もすっかりその虜になってしまった様子。午後は現地の人や子供たちを交えて卓球、ドッグ・ボールで遊び、思い思いに楽しみました。ロロアタの植物や動物たち、自然力が優しく包んでくれました。 |
3月25日 |
水 |
早朝にマダンに移動。マダン到着後はビレッジ・ツアーへ。今回はビルビルビレッジでシンシン(パプアの部族の踊り)を見ることはできませんでしたが、暖かい現地の人たちといろいろ話したりしました。その後に行った国立公園バレクでは雄大な自然に触れることができました。また、この日は銀行で換金したり買い物をしたりもしました。日本との違いに驚き、みな興味津々。 |
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3月26日 |
木 |
待ちに待った学校訪問の日。パプアニューギニア・スーパーハイウェイというすごい道を、4輪駆動の車で大揺れに揺れながら山の中を行くとそこには子供たちがたくさん通っている小学校があります。7歳から17歳が通うベヒル小学校だ。先生達を始め子供たちが待っていてくれました。校長室で挨拶を済ませ、各教室に行きます。折り紙の授業、スポーツ、遊びなどを全員としました。今回は縄跳びを持参したところ、先生達まで大はしゃぎ。けれども、短い時間の中で楽しい思い出を作りました。最後は美味しいココナツのジュースを飲み喉を潤し、クリーミーなココナツをスプーンで食す。別れの時はまるでウルルンの世界。いつまでも車を追いかけながら手を振る姿にまた感動。もちろん、今後も生徒達だけだけではなく先生方とも交流を続ける約束は忘れませんでした!国と国とを越えた交流に大いに感動しました。 午後はフリータイムで、プールで泳いだり、買い物に出かけたり、昼寝をしたりと思い思いに過ごしました。 |
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3月27日 |
金 |
この日は終日フリータイムで、みんな朝からプールで泳いでいました。水中バレーボールをしたり、飛び込みをやったり、潜水をしたりと、とにかく動き回っていました。こんな風にのんびり過ごすのは至福の時。お昼はプールサイドで優雅に食事、その後午睡を取る者もいました。そしてまた、ココモ(サイチョウ)と戯れ、泳ぎ、潜り、飛び込み、ボールで遊び、思い思いに楽しみました。自然に囲まれながら、本当に気持ちよく。 |
3月28日 |
土 |
午前中は買い物に街に出て、あちらこちらを散策しました。パプアの人たちは本当に暖かく、お互い見知らぬ同士なのに挨拶をしてくれたり手を振ってくれたりして丁寧に接してくれます。お昼は街の中華レストランにまで足を延ばしました。世界中どこにでも中華料理があるというのもまた世界事情。そして、たいてい味はよろしいのが相場です。午後3時からは、海好きの参加者には待ちに待った無人島・スノーケリングツアー及びサンセットツアーの日。貸し切りの船で無人島に向かう途中、クランケット島に寄ってシンシンを見る。各地の部族がそれぞれのシンシンを披露、交流。クンドゥドラムと呼ばれる太鼓の響きや村人の歌声が全くの異文化を訪れていることを実感させてくれました。マッドマンも、我々だけのために特別に踊ってくれました。ここでも暖かい交流が出来ました。その後無人島に向かい到着。日焼け止めをたっぷり塗って海に入るとそこは透明度抜群のさんご礁の世界でした。スノーケルは海の中も極彩色の魚とイソギンチャク、ヒトデやうつぼなど、別世界が広がっており、みんな「すごい!」と口を揃えていました。以前よりもかなり白化した珊瑚も残念ながらありましたが、元気で大きい何種類もの珊瑚が見られました。 |
3月29日 |
日 |
帰りはいろいろハプニングがありましたが、それも良い思い出になりました。成田ではみな灼けた顔で、また笑顔で、「また会おう」と言って別れました。もちろん最後の集合写真、しかし名残惜しくてなかなか離れがたく、またパプアに行くぞと誓い合っていました。余りにも圧倒的な自然と文化を目の当たりにして、カメラを取る手も忘れ、心の写真機で何枚も撮った。走馬燈のように、そのひとつひとつが心に残りそして思い出すと同時に自分を変えていく。今までの自分の価値観が音を立てて崩れていき、新しい自分が構築されるのが分かり体感することが意欲の基になる。温かい海水がまるで羊水を想起し、ヒーリング効果を促す。 |
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実施体制 |
引率者1名・同行セラピスト1名・ボランティア研修希望者2名・一般参加者2名・・・合計6名 |
実施協力 |
パプアニューギニア政府観光局日本支部・ニューギニア航空日本支社・有限会社ピーエヌジージャパン |
**以上、会員のみなさまはじめ、たくさんの方々のご協力の下、実施できましたことを報告いたします。今回の報告書は参加者の奥山侑くんが書き、川合が追補し作成いたしました。協力を感謝します。 理事長 川合雅久** |
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