明けましておめでとうございます。
昨年中はいろいろとお世話になりました。
本年も、よろしくお願いいたします。
新年を迎え、新しい気持ちで報告書をお送りいたします。
(昨年10月より事務局の運営が、諸事情が重なり停止状態になりました。またパソコンの修理のため、ホームページやメールが12月まで使用できなくなり、ご迷惑をおかけしました。そのため今回を2号・3号合併号とします。)
お知らせ
昨年11月29日、社団法人東京青年会議所のNPO連携特別委員会より、『今、動き出す「志民社会」NPOアワード2002年』において、我々の活動が認められ、志民大賞を頂きました。都内約1700ヶ所あるNPOのうち170以上の応募があり、われわれのJENOCにも応募の要請があり申請いたしました。厳正な審査の上志民大賞にノミネートされ、新宿の京王プラザにてプレゼンテーションを行いました。その結果として、志民大賞の受賞、賞状と大きな盾を頂きました。
同日の午前中には、文部科学省不登校部門のヒアリングに呼ばれ、JENOCについての説明もしてきました。これは、文部科学省による「不登校問題に関する調査研究協力者会議」において、民間のフリースクール3団体(フリースクール英明塾・東京シューレ・相模湖フリースクール)がヒアリングに呼ばれ、不登校に関する取り組み方などを話してきました。その中で、フリースクール英明塾とJENOCが子供たちや若者たちに関する取り組みや考え方、将来なども含めた話をしました。聞いていた委員の中にはその活動に感動し、涙ぐみ、応援の感想を話された場面が何度もありました。
参加者募集
パプアニューギニア自然体験・国際交流活動
1.日程
3月22日(土)〜29日(土)の予定 (6泊7日)
2.場所
マダン(4泊)・ロロアタアイランド(2泊)
3.費用
367000円(成田発着往復飛行機代・宿泊費・活動費・全食費・移動費・通信費・諸雑費を含む)
4.締め切り
3週間前ですが、事情によってはギリギリまで待ちます。
パプアニューギニア自然体験活動報告書
作成 (参加者 奥山 侑)
期日 2002年12月14日〜21日
12月14日
今日の夜からパプアへ向け出発する。あとから来るひとりを除いて5人で顔合わせ。久々の対面や初めての対面で緊張する人もいたが、自己紹介をしてさあ出発。これから長い旅路に。ポートモレスビーへは空路6時間半。
12月15日
早朝にポートモレスビーに到着。パプアニューギニアは暑いということもあって、気温差にビックリ。空港の外に出ると、パプアニューギニアの広大な景色が目に入る。空気もきれいで、とっても気持ちが良い。僕は3回目のパプアだが、この空気の味は本当に良いと思う。一行はここでまた飛行機に1時間ほど乗り、目的地であるマダンへ移動。到着後、のんびり寝たりした。夕方からサンセットクルーズへ出かけ、夕日が沈む前まではスノーケルで海の中の自然に触れる。僕はスノーケルで大失敗をしてしまうが、めげず夕日に見とれてのんびり。到着していろいろあった一日目だが、皆いろいろと発見できたようで、それぞれ楽しんでいた。
12月16日
この日はのんびりショッピングにでも行くことになった。まず銀行でお金を換金することになったが、なぜか、人、人で銀行には大行列。結局換金ができなくて残念。その後、郵便局に行ったり、スーパーマーケットに行って見物したり、いろいろな物が売っており皆は興味津々。
ホテルへ戻り午後からプールへ、何時間入ったのだろう。しかし、銀行があんなに行列していたのは驚いた。また、明日の朝早く行くことになる。マダンの街並みを歩き、いろいろな人に出会い、本当に気持ちよくゆったり過ごすことのできた一日だった。
12月17日
朝から銀行に行く。がまたも大行列。ホテルで換金してもらうことに。夕方から2度目のサンセットクルーズへ豪華?船に乗り出発。夕日が沈むまでスノーケルや無人島でのんびり過ごす。ここでひとり砂に埋まり気持ちよくゴロゴロ、一同は次々と砂をぶっかける。いわんとばかりにどんどん埋まっていく。夕日がきれいになったところで船に戻りサンセットを開始、二日前より素晴らしい景色と夕日を見ることができた。夕日とみんなの真っ赤?になった体はとても素晴らしくよく似合っていた。マダンへ来て3日前より本当に楽しんでいて、笑顔が輝いていた。うれしかった。
12月18日
マダン最後の一日で、この日は午前中に買い物に行き、午後からビリッジ・ツアーへ。最初に、ビルビル村へ向かう。子供たちと交流したり、シンシンと呼ばれる民族の伝統的な踊りを見たりで、現地の異文化を学ぶことができました。また、子供たちは僕らにとても興味を持っていて、そばにやってきました。海でいっしょに遊んだりで、良い時間を過ごせました。その後、バレクへ移動。こちらでも思い思いに過ごせました。帰りにサンセットで寄り道。
マダン最後の日とあって、帰ってきてから皆休まず夜遅く真っ暗になるまでプールにはいる。星もよく見え最高の夜景。僕はうるうるしてしまった。たったのマダン4日間だったけれども、皆すごく長く感じられたとのこと、僕もそう思った。
12月19日
早朝、マダンよりポートモレスビーへ移動。船でロロアタアイランドへ。
到着後は皆のんびり・・・・。スノーケルをしたりダイビングをしたり読書をしたりと、思い思いに楽しむ。僕はというと、いろんな人に話しかけ、いろいろなことを教わった。特に英語がしゃべれるわけではないが、単語をくっつけて思い思いに伝えようとする。それでもちゃんと伝わるもんだ。結局仲良くなり、これからも連絡を取り合うことになった。次はもうちょっと英語の勉強をしていこうと思う。皆の笑顔が日に日に良くなっていくのを感じた。それほど、皆いろいろな発見をし、充実した日々を送っているんだなあと。
12月20日
明日は日本に帰る日というラストデイ。この日も思い思いにのんびり午前中から過ごす。二人ほどシーカヤックで島を一周した。ここでは、海風に当たりながらで本当に気持ちいいこと。午後から無人島へ。しかし、なぜか人がたくさんいて有人島だった。何でこんなにいるのと思うくらい・・・。他の島からパーティにやってきていたらしい。僕らも招き入れてもらいごちそうになる。ここでのスノーケルも、海の中のいろんな生物に出会える。帰ってきて恒例のサンセット。明日は帰るとあって、カメラ片手に皆でにっこり笑顔でバシバシ。皆の笑顔に乾杯という夜は流れ星をたくさん見ることができた。今日一日でいろんな体験をできた一同は、もう真っ黒、いや茶色でした。
12月21日
日本に帰る日、ポートモレスビーに移動後、ショッピングへ。ポートモレスビーは都会というだけあり、マダンとは全然違う街並みだった。高層の建物もいっぱいあった。ショッピングでは皆それぞれ土産を買っていた。思わぬ珍品をも見つけ、そんなもん買うな〜と言わんばかりに・・・・。成田では最後の記念撮影へ。やはり行くときと帰ってきたときでは皆の笑顔は違い、何か成長して顔が大きくなったように感じた。
帰国後と後書き
帰国してから日本の寒さに悩まされつつも、行く前とは気持ちも新たに充実した日々を送っています。今後さらなる役に立てたいと思いますので、ご意見ご感想をお待ちしています。