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耳鼻咽喉科(以下、耳鼻科と省略)とは、字の通り耳と鼻とのどを治療する科です。


内科や外科と違い特別な器械があり治療を進めていきます。
なかなか他科ではまねの出来ないことです。
よく医師のイラストに額帯鏡(頭につける丸い鏡)が描かれていますが、これは、耳鼻科医のスタイルなのです。
さて、どのようなときに耳鼻科に行けばいいのでしょうか。

耳が聞こえないときは、迷わず耳鼻科に行くと思いますが、めまいのときはどうでしょうか。
脳神経外科、内科と迷われる方が大半のようです。
しかし、めまいの大部分は、耳の三半規管が関係しています。メニエール病もここに水がたまることにより引きおこされます。

意識障害や体の麻痺等があれば、脳神経外科ですが、まずは耳鼻科で診断を受けてから必要であれば、他の専門科に紹介してもらいましょう。


夜に、子供さんに耳が痛いと泣かれたことはないでしょうか。


この時大半は、急性中耳炎だと考えられます。
多くは、軽度でお薬の内服で改善することが多いですが、ひどい場合は鼓膜を切開して、中にたまっている膿を出さないと痛みや、熱が引かない場合があります。

この場合中耳炎はどうしてなったのでしょう。
たいてい1週間前に風邪をひき鼻が出ていたはずです、それがこじれて鼻の細菌が耳に入ったために中耳炎になります。その為、中耳炎の治療には、たいてい鼻の清掃もしないといけないのです。

最近、呼んでも返事をしない、テレビの音が大きいと思われる方はいないですか、これは難聴の始まりです。


子供であれば、滲出性中耳炎が疑われます。これは、耳の気圧調整の耳管という管が詰まることにより引きおこされます。鼻から空気を耳に送り込み耳管を広げるような処置が粘り強く必要です。老人であれば老人性難聴が疑われます。特に治療はありませんが、補聴器の適応になることがあります。最近、チラシなどで補聴器を販売している業者がありますが、耳鼻科で、正確な診断を受けないまま補聴器を装用するのは危険です。ひどい場合、耳垢がたまって聞こえないだけなのに補聴器を購入してしまったということもありえるからです。

このように耳と鼻とは密接な関係があるので、同時に診断したり治療する必要がある為耳鼻科という診療科が、必要なのです。


鼻の病気では、一番有名なのは蓄膿だと思います。


これは、副鼻腔という鼻の周囲の空洞に膿がたまる病気で、正式には、副鼻腔炎といいます。昔は、子供といえば青ばなをたらしているのが普通でした、その為、そのまま治療もせず大人になった方は、慢性の蓄膿(慢性副鼻腔炎)になり日々気持ち悪い思いをされています。ガンの原因になることもあるので、多くの方が手術されました。最近は、幼少時から耳鼻科に通院される方が多く、めっきりハナタレ小僧は減少しました。今後、慢性の蓄膿の方は減少すると考えられます。

その反面、アレルギー性鼻炎は増加の一途をたどり国民病となりつつあります。ただ、花粉症は、風邪との区別がつき難かったり、他のアレルギー疾患と鑑別が難しいことがあります。このような時は、耳鼻科で、鼻の中の様子や、鼻水の正常などを調べて正確な診断をしてもらうことをお勧めします。
風邪には、コマーシャルで、鼻かぜ、のど風邪という分類をしていると思います。このような場合、耳鼻科に行くとより詳細な病状判断が出来き、治療も直接的な処置が出来ます。

のどで心配な病気に、喉頭がんがあります。これは、早期発見をすることが出来る病気で、ごく早期の場合は、放射線治療だけで治癒することもあります。特にタバコを吸われる方で最近声が嗄れるような方は、耳鼻科での診断を受ける必要があります。

【耳鼻科受診を考える症状】

● 耳


聞こえにくい、耳鳴り、めまい、耳垂れ、耳の痛み、耳が詰まる感じ、かゆみ

● 鼻

鼻水、鼻詰まり、臭いがわからない、鼻血、くしゃみ、咳、頭痛

● 口

味がわからない、口内炎、舌が痛い

● のど

痛み、飲み込みにくい、声がかすれる、声が出ない、違和感、首が腫れる




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