2004/10/13 (水)
              雨音はまるで耳鳴りのように

鬱でもう分かったから

今日は弁当持ちです。写生会というものをするらしいです。一日絵を描けということらしいです。感受性を育てろらしいです。
できるだけ学校の人に会いたくないので、今朝いつもどおりHRの時間を狙って学校へ行くと、んぎゃひ、下駄箱に人がいっぱい。どうなってんの、と困惑しながら学校手前の急坂で人がいなくなるのを待っていました。
今日も雨です。プチプチバタバタザーザー。鼓膜に直接張り付くような、脳みそをかき混ぜるような傘の音に気分は激沈。

とそこへ一台の車が。ぅあ〜止めてよ私は生徒に会いたくないのよぉ〜〜。知らんぷりして背を向けると、「樹さん?」女の子の声。振り向くと同じ特別教室通いのAちゃんでした。
Aちゃんはちっこくて色白で細くて目の大きい可愛い子です。無口だと勘違いされてるけど実際は全然そういうことがなくて、一度「中」に入れた人にはとことん明るい性格、だと私は解釈しています。本人は口下手で人に対する好き嫌いが激しいことを気にしているけど、下手に人にあわせて笑ってる人間よりはよほどいいとおもいます。可愛いしね。(結局そこか)
そのAちゃんと一緒に坂でお話。
なんで今日人がこんなにいるの?予定が変わったんじゃないかな。雨降ってるし、もしかしたらもう写生会始まってるかも・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
いやぁな予感。ということはあれかい?あの下駄箱にいる連中は下駄箱を描いてる人たちってことで、それってもしかするともしかしなくてもずっとあそこにいるんじゃないかい?
・・・・・・。
私もAちゃんも、人に会いたくないのです。人に、というより集団が嫌なのです。
入れないよね。人いるよね。どうする?え・・・。
とりあえず職員玄関へ。やりぃ誰もいない!(笑)ここから入っちゃえ、と職員ヅラして(120%無理)潜入。
しかし廊下にも下駄箱にも人、人、人。とりあえず人目に付かない事務室の近くでこそこそしていると、担任登場。うぎゃあ〜来るなよっ。必死の願いも虚しく、早く教室に行けとの精神攻撃。「みんなお前らのことなんか見ていない」というようなことをすっぱり言われ、こいつ社会的に抹殺してェ、と心の中であれこれ考えていると、隣から水の気配。
Aちゃんが。担任の。心ない無責任。な一言によって。泣いて。しまった。の。です。
ちっこくて色白で細いAちゃんがおっきな目を真っ赤にして泣いているのを見て、本気で担任に殺意が。
・・・可哀相に。Aちゃんは自分を守るすべを知らない。ちょっと突いたら崩れてしまいような紙の家に住み、ぎりぎりに絞られた一本の細い糸の上に立っている。
傘を差すことを、Aちゃんには知らないんだ。


私の通う中学校では、3年生だけでも不登校者保健室登校者その他合わせて10人以上という信じられない事実が転がっています。私と同じ小学校出身の後輩は苛めが原因で転校していまいました。
早くこの現実を、学校側も見据えてほしいです。

話を戻して私はというと、平気です。へっちゃら、というわけではないしそれなりにグサッときますが、教師’sのお話は遮断するよう勝手に耳ができているのです、私は。(笑
これってどっちが悲しいのかな。
まだなにかを期待して傷つくAちゃんと、諦めて言葉を遮断した私。
辛くて寂しくて苦しい。なんで世の中ってこんななんだろう。

見切ったのか姿を消した担任を
心の中で殺していたところ、救世主現る。です。
生徒指導が助けて下さいました。
保健室に行くよう勧めてくれたのですが、あーほんと、神様に見えたヮ。
保健室でもAちゃんは暫く泣いていました。可哀相に。
Aちゃんが机の上においた腕の中に顔を埋めて泣いているところを絵に描いて提出しようかと血迷いました。「憂鬱」とかいう題で。でも意味のないことです。人の痛みが分からない大人に、SOSを受け取る感性などあるわけがないのですから。私たちの倍以上生きているくせに、一人で濡れている人に傘を差し出すこともできないんだ。あの人たちは雨を降らすことしかできない。なんて醜悪で滑稽な人間なんだろう。


あんれぇ、いつの間にか日付が変わってる?明日はもう今日ですか?(意味不明)この頃親が早く寝ろと煩いです。12時過ぎたらパソコンが消えるように設定するなんてほざいています。そんなことされたら死んじゃいます、冗談じゃなく。あはは。
昨日、雨に打たれながら1時間も突っ立っていたのが悪かったのか風邪ッぴきです。なんて脆い体なんだろう、って自業自得か。ろくに食べてないし寝てないし。
もうすでに人間としての本能完全に無視してます。
それって人としてどうなんだか。