トップページ ≫ FAQ ≫ バラスト部品を組み合わせる(VRM4)

FAQ [ バラスト部品を組み合わせる(VRM4) ]

はじめに



VRM4第4号に収録されているバラスト部品を、
複線区間にピッタリと組み合わせる方法について解説します。
 

バラスト部品の種類について

バラスト部品には、A・B・C・D・E・Xの6タイプがあり、
それぞれの形状は下記のようになっています。
■ バラストA 線路脇に適した形状
■ バラストB 線路脇に適した形状
■ バラストC 複線間隔(34mm)の線路間に適した形状
■ バラストD 複線間隔(34mm)の線路間に適した形状
■ バラストE 複線間隔(51mm)の線路間に適した形状
■ バラストX 複線間隔(68mm)の線路間に適した形状

今回は、左図のような複線区間に、
2種類のバラスト部品を組み合わせてみます。
 

バラストCを組み合わせる

バラスト部品をピッタリと組み合わせるためには、
まず、基準とするレールの座標数値を確認します。

左図のようにレールを左クリックして選択してください。
すると、[オプション]に座標数値が表示されるので、
X(mm)とZ(mm)の数値を確認してください。

今回の場合だと...
X(mm)は"3742" Z(mm)は"3000"
となっています。
レールの座標数値を確認したら、
レールと同じサイズの「バラストC」を取り出してください。
「バラストC」の[オプション]に、
下記の公式の値を、それぞれ入力してください。

X(mm)= 先ほど確認したX(mm)
Z(mm)= 先ほど確認したZ(mm)+17

今回の場合だと...
X(mm)には"3742" (=3742)
Z(mm)には"3017" (=3000+17)
と入力します。
座標数値を入力すると、
「バラストC」はレールの間にピッタリと移動します。
あとは、「バラストC」の吸着機能を利用して、
左図のように接続していってください。
 

バラストAを組み合わせる

次に、線路脇へバラスト部品を組み合わせてみます。
レールと同じサイズの「バラストA」を取り出してください。
取り出した「バラストA」の[オプション]に、
下記の公式の値を、それぞれ入力してください。

X(mm)= 先ほど確認したX(mm)
Z(mm)= 先ほど確認したZ(mm)−17

今回の場合だと...
X(mm)には"3742" (=3742)
Z(mm)には"2983" (=3000-17)
と入力します。
座標数値を入力すると、
「バラストA」はレールの脇にピッタリと移動します。
続いて、もう一方の線路脇にも「バラストA」を組み合わせます。
レールと同じサイズの「バラストA」を取り出してください。
取り出した「バラストA」の[オプション]に、
下記の公式の値を、それぞれ入力してください。

X(mm)= 先ほど確認したX(mm)
Z(mm)= 先ほど確認したZ(mm)+51

今回の場合だと...
X(mm)には"3742" (=3742)
Z(mm)には"3051" (=3000+51)
と入力します。
座標数値を入力すると、
「バラストA」はレールの脇にピッタリと移動します。
あとは、「バラストA」の吸着機能を利用して、
左図のように接続していってください。
 

完成

これで、線路の間と両脇に、
バラスト部品を組み合わせる事ができました。

お疲れ様でした。
これで、バラストを組み合わせる工程は完了です。
ご不明な点は、お気軽に連絡掲示板までご質問ください。