トップページ ≫ スクリプト ≫ リファレンス ≫ STEP.3 メソッドを使ってみる

スクリプト [ リファレンス STEP.3 メソッドを使ってみる ]

はじめに

メソッドを使って、スクリプトを書いてみましょう。
「メソッド」とは、複数の命令を1つにまとめておけるバインダーのようなものです。

今までは、ビュワーを起動すると命令が自動的に実行されていましたが、
この「メソッド」にまとめた命令は、何かのきっかけがない限り実行される事はありません。
なので、ユーザーの意図したタイミングで実行したい命令がある場合に使います。

このステップで実践する内容は、以下のとおりです。
■ 車両のヘッドライトを点灯させる命令をメソッドにまとめる

なお、ステップを実践するには、以下の部品が必要です。
■ レール
■ 編成
 

車両のスクリプトエディターを開く

まず、レールと編成を左図のように配置してください。
次に、編成を右ドラッグして、
ポップアップメニューの[編成エディター...]を選択してください。
左図のように、ヘッドライトを搭載している車両を右ドラッグして、
ポップアップメニューの[スクリプト編集]を選択してください。

これで、車両のスクリプトエディターが開きます。
 

スクリプトを記述する

それでは、実際にスクリプトを書いてみましょう。
今回は、車両のヘッドライトを点灯させる命令を
メソッドにまとめます。
1行目…BeginFunc CTRL-LIGHT
ここで、"CTRL-LIGHT"という名前のメソッドを用意しています。

2行目…SetHeadlight 1
ここで、ヘッドライトの点灯状態を指定しています。
"1"とは、"点灯"を意味しています。

3行目…EndFunc
ここで、メソッドの終わりを指定しています。

スクリプトを入力したら、メニューの[ファイル(F)]にある
[確定して終了(X)]を左クリックしてください。

これで、記述したスクリプトが確定されます。
ウィンドウにある[OK]を左クリックしてください。
 

ビュワーで確認する

では、実際にビュワーを起動して、
入力したスクリプトが実行されるか確認してください。

今回の場合だと、
ビュワー起動後は、車両のヘッドライトは消灯したままです。

このようにメソッドにまとめた命令は、自動的に実行されません。