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スクリプト [ リファレンス STEP.6 論理演算を使ってみる ]

はじめに

論理演算を使って、変数に格納した数値を書き換えてみましょう。
「論理演算」とは、2通りの数値("1"と"0"など)を交互に切り替えたい場合に適しています。

このステップで実践する内容は、以下のとおりです。
■ [A]キーが押されたら、ヘッドライトの状態を変数に取得して書き換え、点灯と消灯を切り替える

なお、ステップを実践するには、以下の部品が必要です。
■ レール
■ 編成
 

車両のスクリプトエディターを開く

まず、レールと編成を左図のように配置してください。
次に、編成を右ドラッグして、
ポップアップメニューの[編成エディター...]を選択してください。
左図のように、ヘッドライトを搭載している車両を右ドラッグして、
ポップアップメニューの[スクリプト編集]を選択してください。

これで、車両のスクリプトエディターが開きます。
 

スクリプトを記述する

それでは、実際にスクリプトを書いてみましょう。
今回は、ヘッドライトの状態を変数に取得して、
論理演算で状態を切り替えるスクリプトを書いてみます。

左図のように、スクリプトを入力してください。

7行目…not STATUS
ここで、論理演算を行なっています。
今回の"not"という命令では、変数"STATUS"の中身を、
"0"または"1"に書き換えています。

・ 変数の中身が0の場合 → 変数の中身を1に書き換える
・ 変数の中身が1の場合 → 変数の中身を0に書き換える

8行目…SetHeadlight STATUS
ここで、中身を書き換えた変数"STATUS"を使って
ヘッドライトの状態を指定しています。
つまり、消灯(0)していた場合には、点灯(1)となり、
点灯(1)していた場合には、消灯(0)となるわけです。

スクリプトを入力したら、メニューの[ファイル(F)]にある
[確定して終了(X)]を左クリックしてください。

これで、記述したスクリプトが確定されます。
ウィンドウにある[OK]を左クリックしてください。
 

ビュワーで確認する

では、実際にビュワーを起動して、
入力したスクリプトが実行されるか確認してください。

今回の場合だと、
ビュワー起動後は、車両のヘッドライトは消灯したままです。

そこで、キーボードの[A]を押すたびに、
車両のヘッドライトは点灯と消灯を切り替えます。