当ページの解説の中で
ご不明な点がありましたら、
お気軽に下記までご質問下さい。
車輌テクスチャーの「方向幕」の作成方法について解説します。
応用する事で「号車札」や「愛称札」なども作成できます。
なお、作成には「GIMP2」という無料のペイントソフトを使用しますので、
お持ちで無い場合は、下記のページを参考にインストールしておいてください。
「GIMP2」を起動して、
メニューの[ファイル(E)]→[新しい画像(N)...]を選択してください。
メニューの[ファイル(E)]→[新しい画像(N)...]を選択してください。
↓
画像の解像度を指定するウィンドウが開くので、
任意のサイズを入力して[OK(O)]を選択してください。
今回は例として485系の方向幕を作成しますので、
元のサイズ128×44pixelを5倍にして、640×220pixelで作成します。
任意のサイズを入力して[OK(O)]を選択してください。
ワンポイント
最終的に綺麗に仕上げるコツは「大きく作って縮小する」です。今回は例として485系の方向幕を作成しますので、
元のサイズ128×44pixelを5倍にして、640×220pixelで作成します。
↓
新規作成した画像は白で塗り潰された状態で表示されます。
文字を描画するには、
左図のようにツールボックスの[文字ツール]を選択してください。
左図のようにツールボックスの[文字ツール]を選択してください。
↓
ツールボックスにテキストオプションが表示されるので、
まずはフォントを選択してください。
ご使用のPCにインストールされている中から近いものを選択してください。
まずはフォントを選択してください。
ワンポイント
国鉄時代の書体に近いフォントは丸ゴシック系なので、ご使用のPCにインストールされている中から近いものを選択してください。
↓
次に、文字の大きさを選択してください。
およそ100pxくらいが目安になります。
ワンポイント
画像のサイズやフォントの種類にも左右されますが、およそ100pxくらいが目安になります。
↓
最後に、文字の色を選択します。
左図のようにカラーボックスを左クリックしてください。
左図のようにカラーボックスを左クリックしてください。
↓
色を作成するウィンドウが開くので、
任意の色を作成して[OK(O)]を選択してください。
左図の設定を参考に色を作成してください。
任意の色を作成して[OK(O)]を選択してください。
ワンポイント
国鉄時代の方向幕の行き先はコバルトブルー系の色が近いので、左図の設定を参考に色を作成してください。
↓
文字を描画する範囲を四角形で指定します。
指定したい範囲の左上部分で左ドラッグしたら、
そのままマウスを右下へ移動させて、範囲を設定してください。
指定したい範囲の左上部分で左ドラッグしたら、
そのままマウスを右下へ移動させて、範囲を設定してください。
ワンポイント
設定した範囲は後から拡大縮小して調整できます。↓
範囲を指定すると表示されるテキストウィンドウに文字を入力してください。
範囲の四隅にある□を左ドラッグして広げてください。
ワンポイント
設定した範囲が小さすぎて文字の一部がかけてしまう場合は、範囲の四隅にある□を左ドラッグして広げてください。
描画した文字を方向幕のデザインにあわせて変形します。
左図のようにツールボックスの[拡大縮小ツール]を選択してください。
左図のようにツールボックスの[拡大縮小ツール]を選択してください。
↓
描画した文字を左クリックすると範囲を表す枠が表示されます。
枠の8ヶ所にある□を左ドラッグして移動させると、
それにあわせて描画した文字が変形します。
枠の8ヶ所にある□を左ドラッグして移動させると、
それにあわせて描画した文字が変形します。
ワンポイント
範囲を表す枠は画像からはみ出しても構いません。↓
変形を決定するには、
拡大・縮小ウインドウの[拡大縮小(S)]を左クリックしてください。
拡大・縮小ウインドウの[拡大縮小(S)]を左クリックしてください。
↓
変形前の文字が取り除かれて、変形させた文字だけが画像に描画されます。
変形前の文字サイズを大きく描画してから行なってみてください。
ワンポイント
文字がギザギザになってしまう場合は、変形前の文字サイズを大きく描画してから行なってみてください。
蛍光灯で灯された方向幕に仕上げるため、ライト効果を加えます。
まず、描画してきた文字を1つにまとめる必要があるので、
左図のようにメニューの[レイヤー(L)]にある
[可視部分をレイヤーに(V)]を選択してください。
↓
左図のようにレイヤーボックスに
「可視部分コピー」というレイヤーが追加されたらOKです。
「可視部分コピー」というレイヤーが追加されたらOKです。
↓
左図のようにメニューの[フィルタ(R)]→[照明と投影(L)]にある
[ライト効果(L)...]を選択してください。
[ライト効果(L)...]を選択してください。
↓
ライト効果ウィンドウが開きます。
プレビューを確認しながら設定してください。
[オプション(T)]の距離を2.000に設定してください。
ワンポイント
この設定は画像サイズによって微調整が必要になります。プレビューを確認しながら設定してください。
↓
[光源(L)]の単独(S)にチェックを入れてください。
↓
左図のように[物質(M)]の各項目を設定して、
[OK(O)]を左クリックしてください。
[OK(O)]を左クリックしてください。
↓
最初にまとめた「可視部分コピー」というレイヤーに、
設定したライト効果が描画されます。
設定したライト効果が描画されます。
画像をVRMで使用できるPNG形式で保存します。
左図のようにメニューの[ファイル(F)]にある
[名前を付けて保存(A)...]を選択してください。
↓
左図のようなウィンドウが開くので、
任意のファイル名や保存フォルダの選択をして、
ファイルタイプにPNG画像を選んで[OK(O)]を左クリックしてください。
任意のファイル名や保存フォルダの選択をして、
ファイルタイプにPNG画像を選んで[OK(O)]を左クリックしてください。
↓
ファイルのエクスポートというウィンドウが開いた場合は、
左図のように[画像の統合]にチェックを入れて、
[エクスポート(E)]を左クリックしてください。
左図のように[画像の統合]にチェックを入れて、
[エクスポート(E)]を左クリックしてください。
↓
保存処理の最後にPNG形式の設定ウィンドウが開きます。
ここは初期設定から特に変更する必要はないので、
そのまま[保存(S)]を左クリックしてください。