3月1日

 仲間が5人になった時、戦闘の布陣を変更してみた。

 矢じり(あるいはボウリングのピンの並び?)の陣形だ。

 先頭は音楽家1人。
 敵に向かって指揮棒を振る。

 その後ろに並ぶ王子殿下達がまるで楽団のようだ。

戦闘?

 彷徨う場所もつきたので話を進め、ラフト何とかに協力を要請に行った。

 断られた。

 その時に、提督から女王が壊滅状態にした何とかレークを救い、民の信頼を集めた方が良いという忠告を受けた。

 とりあえず行ってみた。
 回りくどい言い方は逆効果かもしれないと思い、単刀直入に協力を依頼してみた。

 断られた。

 やはりそうか。
 後ろ楯が弱くなってからは誰か利用されたり、協力を断られたりと散々だ。

 何の成果も得られないまま、バロウズ家に戻った。

 成果を訊かれたが、ダメだったと正直に答えるのは悔しかったので「有意義だった」と答えてみた。

 しかし、すぐにバレた。
 意味なし。

 帰宅後の話し合いでわかった事だが、バロウズ家は王子殿下と自分の娘をくっつけて、将来的には陰から王家を操ろうとしているらしい。
 ラフトフリート(今、急激に思い出した)では王位継承権のない王子を担ぎ上げたのは8年前の諍いと同等に見られて民からウンザリされないための策だと言われていた。

 結構策士だな。
 あのグネグネ親父。

 このままではこの親父の思惑どおりなので、自己判断で収監されている有能な軍師を仲間にする事にして、監獄に向かった。

 脱獄用の抜け穴で監獄に侵入し、軍師に傾倒した看守(傾倒しちゃマズイだろ)と共に無事女軍師さんを仲間にした。

 名前はルクレティア。

 「罪を償うために棺おけの中で悪夢にうなされていた赤い人」が好きだった女性(別ゲーム)に名前が似ている。

 2年前、太陽の紋章を奪おうとしていたゴドウィンの謀略を密告し、女王に太陽の紋章を宿した方が良いと進言したのは彼女らしい。
 しかも、その時彼女はゴドウィンの軍師だったという。

「そういう事をできる人間だけど良いですか?」
と訊かれ、少し迷ったが仲間にした。

 軍師を無事仲間にすると、今度はラフトフリートがゴドウィン側に襲われかけていた。
 混乱するラフトフリートに軍師を連れて行くと、そこにいたサイアリーズ様やゲオルグ達がとても驚いた。
 ここまで驚くとは何だか面白い。

 そこでルクレティアの自己紹介。
「ふつつか者ですがよろしくお願い致します」

 ・・・嫁?

 嫁かどうかはともかく、軍師としての能力は確かなようでラフトフリートを守る戦いは圧勝した。

 さあ、この大人しそうだけど今までのシリーズで(ワシからすると)1番自信家にみえる軍師を連れてバロウズの所に帰るか。

 グネグネした古狸がどんな顔をするかが楽しみだ。

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