3月5日

 師匠を連れて保護依頼のあった街へ向かった。

 変装していたが、依頼人にすぐばれた。

 この街は東、西、中央の中洲に街があるが、場所によって思想が異なるらしい。
 西の中洲がゴドウィン派、中央が王家敬愛、西は・・・なんだっけか?
 まあ、思想の違いで最近中洲同士の仲が悪いわけだ。

 今回の戦いでは、王子の軍には志願兵が来る。
 しかし、ゴドウィンの方は全く来ないそうなので無理やり民を引っ張っていく事になる。

 それを西の中洲の人達が「人狩り」と揶揄されるような悪質な方法で行っていた。

 目の前で「人狩り」が行われたので、取りあえず救出に向かった。

 師匠が良い策があると言ったが、不安だ。
 師匠は軍師ではないしね。

 兵士になると嘘をついて敵地に潜入したが、師匠の女癖の悪さのせいで面が割れてしまった。

 師匠でないとできない失敗ですな、こりゃ。

 救出中に王子すらも面が割れてしまい、戦争に突入してしまった。

 地面の上の戦争に必死になっていて気がつかなかったが、海上でも戦っていた。

王子、後ろ後ろ!

 地面と海の戦いを交互に行って混乱しそうになったが、どうにか勝った。

 相手は機械のように自分の利を計算して行動する女王騎士のザハーク。
 彼は追い討ちを防ぐため、街に火を放った。

 これはどうなんだろう?

 よく考えれば、火を放つ事で自分達を支持する人が激減する事ぐらいわかりそうな気がするのだが。
 目の前の利益を重視しすぎる気がする。

 まあ、そのおかげで街が一致団結して王子殿下を支持してくれるようになったわけだし、感謝しなくてはいかんかな。

 それにしても仲間にならないかと勧誘してまた断られたよ。

 だんだん嫌になってきた。

 石版が見つからないから、今どれぐらい仲間が集まっているのか全くわからない。

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