3月20日
1回セーブをしないで話を進めてみた。
どうやらロイ・ゼラセ隊、師匠(カイル)隊、王子隊の3チームの編成が必要となるようだ。
見事に1軍が分断された。
セーブするつもりはないので、ロイ・ゼラセ隊には友人でもあるフェイレンとフェイロンを加えた4人のみ。
師匠の隊は師匠以外全員ビーバーというチームにしてみた。
「これはあんまりだ」
と師匠が泣きそうになっている光景が浮かんだので、リセットして真剣に編成を考えた。
結果
ロイ隊:ロイ、ゼラセ、フェイレン、フェイロン、スバル、ラン
強制的に入るゼラセ以外はロイと同年代、かつ協力攻撃の出来る人で固めてみた。
カイル隊:カイル、ゼガイ、ベルクート、ジーン、ビッキー、食い意地の張った格闘家のお姉さん(名前忘れた)
師匠が好みそうな女性(女性なら誰でも良いと言う気もするが)を集めてみた。
王子隊:王子、リオン、ミアキス、サイアリーズ、エッちゃん、ノーマ
強制的に入ってきたあの人以外は元々1軍候補、それ以外の理由はなし。
編成を決定すると、夜になった。
ロイがリオンに、護衛も一緒にいた方が影武者が本物と間違えられやすいだろうと提案していた。
しかし、リオンは
「それは一理あるけれど、わたしは王子の護衛ですから」
と即却下した。
ロイがすねた。
夜の城内を王子殿下が自由に動けるようになった後、ロイを訪問すると「フテ寝させてくれ」とまだすねていた。
やはり、密かに三角関係は発生していたのか。
まあ、王子とリオンの間には何もないけどね。
というか、今までプレイしていて思ったのだが、王子殿下がリオンに抱く思いは「母ちゃん」(母上ではなく母ちゃん)に抱く感情が強い気がする。
「いちいちうるさいなー、リオンは。別にいいじゃないかレインウォールに入るぐらい」
や、
「やった!今日はリオンがしつこくついてこない!」
等のセリフは「リオン」が「母ちゃん」に変換されても何の違和感も無い。
そういえば以前ソルファレナのジーンさんを見に行った時も、
「見ちゃいけません!」
と、リオンは母ちゃん的発言してたなぁ。
今や、その見ちゃいけない人が王子殿下の城内に店出してるがね。

次の日、戦闘が始まった。
敵が2300程度の兵、王子軍は1000そこそこ。
どう考えても負け戦だ。
しかし、結果は大勝。
リムのいる隊には傷ひとつつけなかったが、残りは全て滅した。
結果、敵方は最終的な兵の数が300名。
つまり2000人ほど・・・なわけだ。
今回もこちらの死者は150程度と敵に比べると少ない。
非人道的なのにも程があるかもしれない。
大勝した後、計画通りにリムを助けに向かった。
おとり(ロイ隊)と足止め(師匠隊)も事前にレベルを上げていたおかげで敵を難なく倒せた。
ただ、魔法使いが前列に並んでいるという妙な隊形で戦闘が始まり、ギョッとはした。
王子殿下の方も少し足止めがあったけれど、軽く突破しリムと再開した。
嬉しそうなリムと、満面の笑みを浮かべる王子殿下。
その時、「危ない」という声がした。
ドンと押された王子殿下が振り向くと、リオンが刺されていた。
リオンに何らかの危害が及ぶ事は予想していたが、それでもやっぱりショックだ。
しかし、そのショックよりも衝撃的な事態が発生した。
サイアリーズの叔母様が離反した。
確かにここ最近様子がおかしかったし、裏切るかもしれないとは思っていた。
だけど、こんな最悪のタイミングで裏切るとは思わなかった。
久しぶりにパーンのような奴を見た気がする。
事前に敵の人物と語らうシーンを見ていたが、その甘言を振り払ってくれると信じていた。
それなのに・・・。
サイアリーズ離反の結果、リムは再びゴドウィンの元に戻り、リオンは一命を取り留めたが意識不明。
意識不明のリオンの元を離れ、城内をうろつくとみんなが落ち込むなと励ましてくれる。
だけど、違う。
違うんだ。
僕は落ち込んでなんかいないんだ。(王子殿下思考)
怒ってるんだよ。
ロードレイクの人は王家の人物が裏切った事で、再び王家の株が下がっていた。
ホラ見たことか、今までの苦労が台無しだよ。
元の木阿弥になったらどうしてくれるんだ!
みんなが励ましの言葉をかけてくれるのに、バベッジ先生だけがいつもと同じように王子殿下を邪険にした。
逆になごんだ。
ゲオルグが女王を殺したのにはきっと理由がある。
サイアリーズが離反したのにもきっと理由がある。
誰かがそう言った。
確かにそうだと思う。
だけど、ゲオルグにはあまり怒りを持たず、サイアリーズにはここまで怒りがわくのは何故だろう?
・・・おそらく、潔く去ったゲオルグとは異なり、リオンの意識不明やリムを奪ったりと置き土産を色々残してくれたからだろう。
今回の女王奪取が上手くいけば戦争は終結したというのに、ココで、この時点で離反する理由が全くわからない。
王位関係か?
ギゼル関係か?
ゲオルグ関係か?
それとも紋章関係か?
どちらにしろ納得の行く理由が欲しいもんだ。
サイアリーズと入れ替わりでやってきた女王騎士の重鎮が、ゲオルグの女王殺しの真相を話してくれた。
あのゴドウィンがクーデター(でいいのだろうか?)を起こした日、太陽の紋章の暴走で女王は自分の夫、フェリドを殺してしまった。
最愛の夫を亡くした事で歯止めを失い、国ごと滅ぼそうとした女王をゲオルグが殺害して、その暴挙を止めたのだそうだ。
「いざとなったら殺してでも女王を制止する」
それが、フェリドが亡くなる前にゲオルグと交わした約束だったんだろう。
それにしても、今回は紋章が物語にあまり絡まないが、黎明の紋章は今後どうなるのでしょうな。
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