現在、リオンの代わりと言って、ミアキスが王子殿下の後をついてくる。
その位置に立つものには間違いなく不幸が訪れるので、できる事ならついて来ないでほしい。
そんな不安を当人が察する訳もなく、リオンを救うかもしれない遺跡のある森に到着した。
この森の中に遺跡があるそうだ。
第1感想:迷うな、これ。
案の定、迷った。
1時間プレイしても、遺跡にたどり着かない。
こうして王子殿下は遺跡にたどり着く事も、森から抜け出す事も出来ないほどに迷い果てました。
そして、リオンが目覚める事もありませんでした。
幻想水滸伝5 完
という想像が脳裏をかすめるぐらい迷った。
それでもどうにか見つけた遺跡の内部で、ローレライが思い出したくない出来事がある事を示唆した。
天井に開いた穴、シンダル遺跡、ビッキーに自分と面識がないかと訊ねたというローレライ。
ココはおそらく幻想水滸外伝でナッシュがメグ・ミリー・ビッキーと共にテレポートでやって来た場所だな。
こんな所で外伝と絡む話が出てくるとは思わなかった。
ナッシュの落とした防具でもないもんか、と探してしまった。
奥に進むと、黄昏の紋章が描かれたドアを見つけた。
王子殿下が黎明の紋章を掲げると、ドアは開いた。
いくら黎明と黄昏の紋章は一対だとはいえ、いいかげんな仕組みだ。
開いたドアの奥でぼやけたレックナートさんと会話した。
その後、黎明の紋章を確認すると、新しい能力が増えていた。
回復系だ。
正直、ワシは攻撃系の能力が欲しかった。
しかし、リオンの意識不明をどうにかするために来たわけなので、当然といえば当然だ。
攻撃系を得ても、リオンが吹っ飛ぶだけだ。