目明し編(11)
悟史が野球チームの練習に来なくなった。
その事に失望し、詩音は練習には参加せず帰ろうとした。
その時、レナと遭遇。
ここでレナ?
何故?
魅音を装っている詩音はレナと一緒に帰る事になった。
雨が土砂降りのため、帰宅途中のバス亭で語り合うレナと詩音。
詩音はレナをしっかりした娘だと評価を下した。
ええ、それは「綿流し」編で把握しております。
あの編のレナは名探偵のようだった。
圭一を出し抜いて犯人を推理していたしね。
うぉっ!
何故か突然レナがオヤシロモードに。
びっくりした。
しかも、詩音の沙都子を嫌う感情を読んでいる?
怖い。
梨花も得体の知れない少女ではあるが、薄気味悪さじゃレナが大勝利だ。
悟史もレナによって、沙都子の存在が少し苦痛だという本音を引き出されてしまったようだ。
レナ怖えぇ。
しかし、詩音の「奇怪な少女」評価はあんまりだ。

以降のレナの話を信じるとすれば、現在の悟史の状況は「鬼隠し」編の圭一に近いものがある。
「誰かが遠くからじっとうかがっている」
「誰かがずっとつけて来る」
これに「鬼隠し」編の圭一も怯えていた。
でも、この圭一と悟史の共通点が何を意味するのかはわからない。
悟史が祟られる理由は雛見沢から出て行きたいと考えているからだと、レナは語った。
それでは圭一は?
何故、圭一は「鬼隠し」編で祟られたのだろうか?
理由があるとすれば「よそ者」である事ぐらいしか考えられない。
やはり「鬼隠し」編は1番難解だ。
レナの話を聞いて、悟史が心配になった詩音は雛見沢に潜入するようだ。
そして、ここでTIPSが2つ。
またレナが「奇怪な少女」扱いされている。
もう少し良い言い方はないもんですかね。
もう1つのTIPSでは、学校で机に突っ伏して寝ているという悟史の状況が説明された。
こういう描写「鬼隠し」編で圭一にもなかったか?
確か誰にも声をかけられないようにするためという理由があったと思う。
レナが悟史と同一の体験をしたのかどうかはわからない。
だが、圭一と悟史は同じ体験・行動をしているように見える。
そう考えると、仮に悟史が叔母を殺害していた場合「祟殺し」編も圭一は同一の行動をとっていた事になる。
これは偶然なのだろうか?
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