最初は「私」という人のモノローグから始まった。
この「私」は詩音だろうか?
「私」が自己紹介をしてくれないのでわからない。
この「私」は一体何をしているのだろうか?
「リスク」という言葉を使い、こっそりどこかを開錠しようとしている状況。
少なくとも、良い事をしてはいないだろうな。
「落ち着け、詩音…」という文章がでた。
あ、やっぱり詩音なのか。
あんた何をしているんだ?
やばい事に足を突っ込んでいるのかと訝しんでいると、ここが私立学園だという説明が出た。
なんだ、そうだったのか。
(何故かわからないが少しガッカリ)
「誤解がないように補記しておくが」と語り出す詩音。
そうッスね。
既に誤解は発生していたッス。
補記してくれないと、ますます誤解していたッス。
この学園はお嬢様学校だそうだが、その割に今までの詩音の脳内口調が汚いッス。
ここの校風に染まれないんスか?
…染まれないみたいッスね。
だから、ココを脱出するために計画を立ててるんスか。
しかも、その計画のためにみんなの前では貞淑ないい子のフリを?
…。
小悪魔だー!