引き続きTIPS確認中。
文章の中で「悟史くん」と悟史が「君」付けされている点から考えると、これは詩音が書いたものでしょうな。
…まだランララ言っているよ。
悟史失踪の理由を考察する記述だ。
1つ目に提示された理由は「事故等によるもの」。
これは違うだろう。
「ひぐらしのなく頃に」だし。
そんな死に方されては何の謎も残らない。
2つ目は「自発的失踪」。
彼の生活は精神的に非常に追い詰められたものだったらしい。
これはやはり「祟殺し」編で圭一に*されたあのおっさん夫婦の待遇がひどかったという事だろうな。
蒸発したいというグチも漏らしていたのか。
それは初耳だ。
どんな事があっても耐えていたと思っていた。
それにしても、ランララがうるさいな。
悟史が叔母を殺害して逃走したと警察は推測しているのか。
実はワシもそう思っていますがね。
「鬼隠し」編のTIPSに二重人格の説明をしているものがあった。
そこから悟史は義父から虐待を受けており、それがきっかけで二重人格になったのではないか。
そして、そのもう1人の悟史が凶行に及んだのかもと考えている。
しかし、これは推測であり、しかも何の根拠もない。
3つ目の失踪理由が鬼隠しか。
うーむ、これは嫌だ。
これが正解だと悟史死んでいるからな。
殺人犯であっても構わないので、沙都子の前にもう1度現れてやってほしいのだ。
これを書いた人は3つ目の理由を真実だと考えているみたいだ。
しかし、ここで先程のフレデリカの詩が思い浮かぶ。
なくした物を必死で探したけれど、実はそれはなくしていなかった。
その「なくした物」を「悟史」だと考えると、やはり彼は生きていそうだ。
書き主が記した言葉、「私の考察を整理するためのメモであると同時に、私の悔悟を書き記した物である」。
悔悟…か。
つまり、悟史くんに何々してあげればよかった、とかそういう事なのだろうか。