皆殺し編(2)
今度は同じ舞台で異なる事件が生じる理由を語ってくれるらしい。
おぉ、聞きたい。
理由カモン!
(本編読み進め)
って、えぇ?
「一緒に考えてみましょう」って言われたよ。
一緒に考えるンスか?
……全くわからんよ。
(本編読み進め)
いや、「鬼隠し」編で圭一が凶行に走った理由を例にあげられてもわからんよ。
「前原圭一が直情的で思い込みが激しい」…って、また微妙な悪口言われたよ、圭一!
解に入って以降、圭一は毎回毎回「うざい」やら「無神経」と言われっぱなしだな。
部活で中心人物なのは事実だと思うが、本当に圭一は皆に好かれているのか?

必然というのは毎回起こっている事だとフレデリカ(推定)は語る。
それって、トミーのガリガリの事かね?
魅音が催す部活の種目は、魅音が「気まぐれ」で選んでいるためランダムであると説明する。
そして、そこから戻って圭一の凶行の説明を再開。
その事実から得られる共通点とは…。
わからん。
(本編読み進め)
「あら、もう気付いたの?」
いやいやいやいやいや、気付いてない、気付いてない。
わかってないッス。
わかっていないが、まあいいか。
読み進めよう。
(本編読み進め)
フレデリカ(推定)は「祟殺し」編以外では誰かが疑心暗鬼に陥り、凶行に走るのが共通点だと語った。
凶行に至る理由も結果も異なるのに、プロセスのみが一致する、か。
そう言われれば、そうかもしれないな。
以上の話から、
「特定されないランダムな人物が、疑心暗鬼に取り憑かれ、凶行に誘われる」
というのがフレデリカ(推定)の結論となるようだ。
この説と無意識の内に今までの経験を引き継いでいる話が事実だとする。
その場合、雛見沢に関する無知から生じた悲劇で「囚われた」のが圭一だった「鬼隠し」編は2度と起きないのかもね。
(本編読み進め)
次は鷹野とトミーの話か。
これがおそらく必然の事象…だよな。
彼らが死ぬルールYと、圭一・詩音・レナが凶行に誘われるルールXは独立しているそうだ。
しかし、この独立した2つのルールを無理やり結びつけようとするコマがいる。
それが、大石と鷹野。
大石の方は非常に納得だ。
今までの編で、重々承知している。
鷹野の方はスクラップ帖の事を指しているのだろうか?
(本編読み進め)
大石が変に干渉しなかったら、ルールXの人達が凶行に及ばなかった可能性があると語られた。
うわー、思っていたよりも大石は空回りしていたんだな。
(本編読み進め)
フレデリカ(推定)は鷹野の役割を語りつつ、所々で彼女は死ぬ運命にあるものと断定している。
しかし、死亡していると断定はできないよなぁ。
彼女は生きているかもしれないよなぁ。
この語り手、全ての真相を知っているという訳ではなさそうだ。
(本編読み進め)
そして第3のルール、Z。
園崎本家のブラフの伝統。
このブラフによって、大石の園崎家に対する不審が発生したと言っても過言ではないようだ。
あれ?
そう言えば、このブラフの伝統をフレデリカ(推定)は何故知っているんだ?
この語り手が梨花と関係するのなら、「罪滅し」編での魅音と圭一の話でも聞いていたという事だろうか?
それを考えると、「綿流し」編と「目明し」編の犯人が詩音だと知っているのも謎だな。
「綿流し」編で地下祭具殿に連れて行かれた後に、魅音から話を聞いたのだろうか?
(本編読み進め)
そして、最後にフレデリカ(推定)にとって最大の問題が語られる。
古手梨花が必ず殺されるという事実だ。
これはルールYだと語っているが、これさえもひっかけだったらどうしようかね。
必然ではあるが、トミー達の事件とは発生する原因の根が異なっていたりとかしないのか?
梨花が望むのは「暇潰し」編で自身が語った「仲間達との平凡な日常」。
だから雛見沢から逃げないのか?
ワシなら途中であきらめて、故郷を捨てて逃げそうだな。
このフレデリカ(推定)、「雛見沢大災害」の事をおそらく知らないようだ。
うーん、今までに語られた全てを鵜呑みにすると、最後に手痛い目にあいそうな気がする。
それにしても、このルール説明を冒頭に持ってきた何らかの理由があるのだろうか?
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