皆殺し編(3)

 梨花が精神的にまずい事になりそうだとフレデリカ(推定)は語る。

 「単一世界ではありえないほどに年を取り、……より上位の世界の存在に生まれ変わりつつある」

 これってオヤシロさまか?
 オヤシロさまになりつつあるのか?

 そのための無限ループだったりして。
 まさかな。

 「かつてのように、何年も巻き戻せるわけではない」
という言葉からすると、梨花自身が不可思議な能力で時を巻き戻していたように思える。

 それは意外だ。

 そして、
「最近ではひと月を巻き戻すのもやっと」
らしい。

 そうだとすると、「暇潰し」編では生き残る可能性は高くなかったと言われた赤坂が「罪滅し」編に登場できたのも納得できる。

 赤坂生存ルートを経た後、その選択肢が発生する過去まで時間を巻き戻す事ができなくなったのだろう。
 だから赤坂が生き残るのは決定した過去となり、常に生存しているのだ。

 そう考えると、圭一もそうかもしれないな。
 圭一を呼び寄せるルートを経由した後、そこまで時間を戻す事ができなくなった。

 だから、常に圭一は雛見沢居住なのかもしれない。


 (本編読み進め)


 ここでやっとフレデリカの詩か。

 うーむ、難しい。
 意味わからん。

 そしてタイトルか。
 音楽は柔らかなのに、題名は「皆殺し」編。

 物騒ッス。


 (本編読み進め)


 タイトル表示後、崖から転げ落ちたらしき梨花ちゃん。

 梨花ちゃんのモノローグに「羽入」という名が、また出た。

 「羽入」って誰さ?
 先程は流したが、2度も出たとなると捨て置けない。

 って変な娘の立ち絵出たーっ!!

 誰だ、こいつ?
 オヤシロさまかっ!
 (羽入だよ)

 この娘の立ち絵が出ている状況で、画面を親に見られたら嫌だな。
 (既に見られたが)

これはエロゲーじゃないンス


 レナの投降後、入江診療所で診察を受けた後に殺されたようだと考えている所からして、完全に「罪滅し」編と繋がっているな。
 今までのように外見上、話が1話1話独立しているわけではなさそうだ。

 は!
 もしかして前原父が見たのは梨花と羽入という娘なのか?

 梨花が「私にしか見えない存在」と語っているが、前原父が見えていたかもしれないぞ。

 そして、相変わらず圭一の評価が低い。
「圭一は、普段はデリカシーもなく、知らず知らずの内に人の心を傷つけてしまう人」
と梨花にさえも言われてしまった。

 悲しい。

 でも「罪滅し」編での圭一を見た梨花は、惨劇を打ち破る要因として圭一に期待もしているようだ。

 それはそれで過大評価な気がする。

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