レナさん大活躍でした。
バットで人をボコボコにのし、窓ガラスを割りまくった過去…。
すごいや。
オヤシロさまの事について色々語っていて、狂信者っぽくもあるし。
最初に冷たい瞳を見せた時、背筋ヒヤッとしましたよ。
ヒヤッと。
最後は幻水2のルカのように、やたら「は」の多い笑い声で圭一を追いかけてきたし。
ただ、後ろから圭一を羽交い絞めにした時のレナの"すごい力"。
あれだけは、以前から見せつけられていた強力なパンチ力があれば可能だとは思い、不可思議には感じなかったけどね。
こんな感じで色々と恐ろしかったレナさん。
このレナさんが最後に圭一の返り討ちにあうとは思わなかった。
絶対にエンディングで不敵な笑みを浮かべているだろうと根拠もなく思っていた。
そういう意味では魅音も死ぬのは意外でしたな。
不敵な笑みを浮かべるレナの横で、似た笑みを浮かべる魅音を脳内で簡単に想像できるのに。
それにしても、魅音は自分の事を「おじさん」と言っているのが妙だった。
そのおかげで「おっさん臭い」という性格は把握しやすかったが。
叔父さんの仕事を手伝いに言ってくると魅音が発言した時は、
「え、おじさん?おじさんはあんただろ」
という混乱に陥った。
魅音の一人称が「おじさん」である事が何か事件に関連…しないよな。
こんな「おじさん」が、何度か警察のお世話になっているなんて想像つきませんな。
ただ、その"警察のお世話になったぜ"情報を圭一が把握していると知った、あの時。
魅音が呟いた、大石(自称クラウドはやめてほしい)殺害発言は実行に移す類のものだったのだろうか。
怖ぇ。
プレイ終了後にお疲れ様会というシナリオを見る事ができた。
これを読むと、圭一をはじめとした登場人物は「ひぐらしのなく頃に」という話の中の役柄と解釈する事もできる。
今までは「登場人物が演じている」という設定は嫌いだっだ。
登場人物そのものがそのキャラクターであってほしいという願望があるからだ。
ただ、今回は不本意にもホッとしてしまった。
この「鬼隠し」編では登場人物が壊れるか、死ぬかしてしまう。
なので、登場人物がそのキャラクターそのものだったら、究極に後味が悪い。
しかし、このお疲れ様会を考慮すると、首をかきむしって死んだ圭一が、
「ハイ、OK」
という声の後に、ムクリと起き上がる光景を想像してもいいという救いが出てくる。
そうです、救いです。
余談だが、ゲームを開始するときにボヨンという音と共にレナが下から出てくるのは何回やってもビクッとする。