綿流し編(1)

 今回は圭一が雛見沢村に来て、4人組と馴染むまでの話は省略されていた。

 何回もその経緯を話されても鬱陶しい。
 だから、それはそれで構わないのだが、話の頭が唐突な感じがした。

 興宮のおもちゃ屋でゲーム大会を開いている光景が微笑ましい。
 この楽しい時間がずっと続いて欲しいなぁ。

 しかし続いてしまうと、ただの恋愛シミュレーションになってしまう。
 ああジレンマ。



 次の日、シンパシーというゲームを放課後に始める5人。
 お題をひとつあげ、そのお題から連想する言葉をひとつ提示するというゲームらしい。

 「夏休み」というお題を画面で見た時、ワシの脳内では「宿題」という言葉が浮かんだ。

 みんなの答えが公開され、「夏祭り」や「花火」という言葉が並ぶ。
 そうか、そういう言葉もあったか。

 そして、圭一の連想した言葉はというと、「宿題」だったりする。

 今までの夏休みは灰色だったんだね、と慰められる圭一。

 間接的に今までのワシの夏休みも灰色だったのだと言われた気がして切なくなった。
 ほっといてくれ。



 女4人に男1人では、やはり思考の差がでるのか、えらくあっさりと圭一が負けたようだ。
 罰ゲームがメイド服というところから、圭一が着る羽目になりそうだという嫌な予感はしていたがね。

 しかし圭一のメイド服、メイド服かー。

 ウム、一回だけなら見てみたいかもしれん。

 猫耳に女子用スクール水着の様相よりはましだろうと思った。
 しかし、パンツまで女の子用っ!?

 もしかして脱がされたのか圭一っ?
 ってそれはさすがにないか。

 でもその時の光景が目に浮かびますな。

 「わかった、着る!着るからお前達外に出てくれ」
とか何とか言ってそうだ。

お前等変態かっ!


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