綿流し編(2)
メイド服の呪縛から逃れた圭一は、夕食を取るために興宮のファミレスに向かう。
…何じゃ、ウェイトレスのこの衣装は?
メイド服ですらないよな?
まさか、この露出の激しい服のためにココまで来たんか、圭一の親父!
圭一と父親との血の繋がりを強く感じた。
圭一がどんなに否定しようとも、絶対に遺伝している。
この(色々な意味で)危険なウェイトレスさんの中に魅音だと思われる女の子を発見した圭一。
その瞬間、圭一はただのオヤジと化した。

この時代にはセクハラという概念は無いのだろうか?
オヤジ圭一、言いたい放題だ!
鼻血をだしながら、悦に入っている様子がこれまた簡単に浮かぶ。
鼻血は店を出るときに拭きましょう。
しかし、そのウェイトレスは詩音という魅音の双子の妹だと名乗った。
その後のTIPSを見ると、詩音という双子の妹は本当にいるみたいだ。
でも、あの店であったウェイトレスは魅音のようですな。
ウェイトレス騒ぎの翌日、カレー勝負勃発。
必死に戦った結果、昼飯抜きとなった圭一。
その前に再び現われる詩音(と名乗る魅音?)。
昼飯抜きの圭一に弁当を渡す詩音。
弁当の中にやばげなものが入っていないか疑う圭一。
『タバスコやマスタード、下手すりゃ裁縫針くらいは入れる気がする。
(さすがに裁縫針はやらないだろうけど…)』
いやいやいや、奴はいれたゾ。でも本当は入れてなかったゾ。
ココとはまた別の世界で、奴は入れたぞ。
しかもあんた、その世界では奇妙な死に方するんだぞ。
ココまでつっこんで、ふと思う。
このツッコミは絶対誰もが入れたはずだ。
これはつまり、製作者の意図そのままにワシが動いてしまったということか。
ちくしょうめ。
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