祟殺し編・読後
物語を読み終え、しばらく経過してからジワジワきた。
この祟殺し編、とてつもなく後味が悪い。
謎も多いし、終わり方も釈然としない。
だが、今までの中ではこの「祟殺し」編が1番好きだ。
しかし、1番後味も悪い。
うーむ、しっくりこないな。
悟史は生きているのか、それとも死んでいるのか。
どっちなんだ?
誰か教えてくれー!

「目明し編」を購入すれば、その辺りはスッキリするのかね?
でも、もう少し完結の余韻にひたりたい。
しかし、ひたっている内は圭一の幸せな未来を知ることができない。
(そんな未来があるのかどうかわからないが)
これから読み進める中で、せめてひとつだけでも圭一が幸せになるエンドがありますように。
祟殺し編を振り返ると、この編の圭一はクール状態(殺人計画中)と混乱状態が混在している。
クール状態の時の圭一は格好いいなと思った。
思ったが、その時の状況が状況なだけに手放しで褒め称えられないのが悲しい。
後、「お疲れさま会」を読んだ。
「ひぐらしのなく頃に」グッドエンディング計画には笑った。
そうか。
大石のおっさんと遭遇せず、沙都子の叔父が戻ってくることもなく、魅音に人形を渡しておけばグッドエンドなのか。
あ、あとトミーが人身御供になる必要があったか。
人ひとりが人身御供になっている時点で平穏な生活は戻ってこない気がする。
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