久しぶりにモノローグが圭一に戻ってきた。
疲労で授業中に居眠りしているレナを皆が思いやってくれている。
疲れている原因を知ったら全員驚くだろうな。
礼奈に「あまり物事を深く考えない」と評されていた魅音だが、この時の話を聞くと実は結構良くわかっているようだ。
「レナ」を礼奈が演じている事を察してくれている。
…よく考えると「あまり物事を深く考えない」という言い方も失礼だよな。
礼奈は周囲の人達を嘲りながら付き合っていたのか?
誰から聞いたのかはわからない(たぶん魅音?)が、圭一は礼奈の両親が離婚している事を知ったらしい。
「平穏な日々は退屈だ」という発言の無神経さを素直に反省している。
いい奴だ、前原圭一。
あなたのモノローグになるとほっとするよ。
本当にいい奴だよ、前原圭一。
(何故か2度言う)
この後に出てきたTIPSが謎だ。
誰かと誰かの会話の話らしいが、結局この2人が誰なのかはわからない。
本当に梨花ちゃんは二重人格なのだろうか?
片側はどう考えても「拷問狂が」と呟いた、あの梨花ちゃんの口調だ。
しかもワインを飲んでいる。
もう一方は「だめなのです」と、いつもの口調の梨花ちゃんだ。
「拷問狂が」の梨花ちゃんが死に方が決まったと語る。
死に方が決まった?
しかも、死体は黒焦げのバラバラ?
今まで見た事がない死に方だ。
本当にそうなるとしたら、「罪滅し」編冒頭では梨花ちゃんが生きていたのが気になるな。
うーん、黒焦げのバラバラ、黒焦げのバラバラねぇ。
どんな状況なのかがさっぱりわからないが、圭一達も巻き込んでいそうだ。
おそらく、この編の圭一も死んで退場だろうな。
そう考えると、読み進めるのは死に近づく事を意味するのか。
嫌だな。