罪滅し編(9)

 リナの遺体を簡単に隠した後、礼奈は家に戻った。

 騙されているのだと真実を話しても、父親は聞く耳を持たない。
 リナを盲目的に信頼する、そんな父親を礼奈は「家畜」と称した。

 この野郎、礼奈。

 確かに君の父親はへっぽこだ。
 しかし、どんなにへっぽこでも、自分の親父を家畜扱いするなよ!

 うーん、今まで考えていたレナの性格との差があまりにもありすぎて、今回は憤慨してばかりだ。


 (本編読み進め)


 うぉ、いきなり鉄平が来た。
 (物語的には翌日の深夜だが)

 しかも、礼奈は鉄平まで殺す気だ。

 殺そうとする理由がわからん。

 あのまま鉄平を放っておいたら、金をむしりとられるからか?

 というか、鉄平は礼奈に殺されるのか?
 だったら「祟殺し」編では、どうして鉄平は生きていたんだろうか?

 つまり、ここで逃がすと「祟殺し」編に突入するのかね。
 それは嫌だな。

 よし、消極的に礼奈を応援しよう


 (本編読み進め)


 おぉ、一撃?
 礼奈さんは大斧の一撃で鉄平を昇天させてしまいましたよ。

 何という手際の良さ。

 「祟殺し」編の圭一のあれだけの手間暇は一体…。

 でも、これで「目明し」編の詩音がレナを上手に見ていた理由が決定的だな。
 本能でこのプロのようなお手並みを見抜いていたんスね。

勝てないオーラ放出中

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