リナの遺体を簡単に隠した後、礼奈は家に戻った。
騙されているのだと真実を話しても、父親は聞く耳を持たない。
リナを盲目的に信頼する、そんな父親を礼奈は「家畜」と称した。
この野郎、礼奈。
確かに君の父親はへっぽこだ。
しかし、どんなにへっぽこでも、自分の親父を家畜扱いするなよ!
うーん、今まで考えていたレナの性格との差があまりにもありすぎて、今回は憤慨してばかりだ。
(本編読み進め)
うぉ、いきなり鉄平が来た。
(物語的には翌日の深夜だが)
しかも、礼奈は鉄平まで殺す気だ。
殺そうとする理由がわからん。
あのまま鉄平を放っておいたら、金をむしりとられるからか?
というか、鉄平は礼奈に殺されるのか?
だったら「祟殺し」編では、どうして鉄平は生きていたんだろうか?
つまり、ここで逃がすと「祟殺し」編に突入するのかね。
それは嫌だな。
よし、消極的に礼奈を応援しよう。
(本編読み進め)
おぉ、一撃?
礼奈さんは大斧の一撃で鉄平を昇天させてしまいましたよ。
何という手際の良さ。
「祟殺し」編の圭一のあれだけの手間暇は一体…。
でも、これで「目明し」編の詩音がレナを上手に見ていた理由が決定的だな。
本能でこのプロのようなお手並みを見抜いていたんスね。